気付けばまたしても20日ほどブログを放置してしまった。どうも最近はまったくブログ記事を書く気にならない。最近の私は、これからはブログではなくホームページと YouTube を主な活動の場としていきたいと思っている。
ご存じかもしれないが、前回の記事で予告したとおり YouTube に公開していた動画を1つだけ残して他は非公開とした。今後しばらくは YouTube アカウントを自分の動画を公開するためでなく、他のユーザーが公開している役に立ちそうな動画や気に入った動画を収集するために使うことにする。それに、やはりブログよりも YouTube のほうが世界中のネットユーザーの目に留まりやすいし、そちらでの活動のほうがやりがいがあるように思える。
ホームページについては近いうちにまた大改装をしようと思っている。私は今、資料的価値の高い有用なサイトへのリンクを集めたり、YouTube で見つけて集めた有用な動画をまとめて掲載するなどのホームページ構想を考えている。
日本語のブログでいくら革新的なことを毎日毎日延々と述べ続けていようが所詮は日本語の文章。読む人間はその殆どが日本語が理解できる人間のみで、多くが日本人ばかりだ。ご存じのようにインターネットの日本語圏には、いまいましく目障りなネット右翼の奴らが大量に湧いており、24時間365日あちこちをうろつき回っている。
1度や2度、ブログを見ただけで失せるようなネット右翼ならともかくとしても、長期間にわたってブログを見張っているネット右翼が増えてくるとさすがに気味が悪い。ところで、某ブログに長期間にわたって粘着し続けている恐ろしく粘着質な奴らの一団がずいぶん前から、私がブログを更新するたびに某ブログに設置されているRSSを通じて私のブログを度々閲覧していたようだ。
私はそのことにはかなり以前からブログの足跡やアクセス解析を通じて気付いていたのだが、最近になってブログを殆ど更新する気にならなくなってきたら、私もその一団にストーキングされていることがいきなり不気味に感じるようになってきた。
最近になってその某ブログの管理人氏はその一団を一人ずつ、コメント欄への書き込みを禁止する処分としたようだが、以前も彼はその一団に対して同じ処分をしたにもかかわらずその一団はIPアドレスを変えるなどしてまたしてもその某ブログにしつこく出現し、粘着行為を継続した。FC2ブログではコメント欄への書き込みを禁止してもブログの閲覧自体は引き続き可能であるうえに、その一団のうちの一人はわざわざ粘着目的のブログまで作って某ブログの管理人氏に対する粘着行為を続けているほどのストーカーぶりなので無理もないだろうが、それに私も巻き込まれていると思うとやはり只ならぬ不気味さを感じずにはいられない。
私は自分のブログにコメント欄を設けていないが、やはりその選択は正解だったようだ。もしもコメント欄を設けていれば某ブログに粘着している一団が私のブログのコメント欄にも出現し、彼らが某ブログの管理人氏に対してしているように、日本に都合の悪い発言に対してはこまめかつ延々と質問責めを続け、私はもっと早い時期にブログを更新する気を無くしていただろう。そうなっていた場合、おそらく私が Plantae 同志や人乃天同志に出会うこともなかっただろう。
某ブログの管理人氏はあまりにも不用心すぎる。あれほどまで粘着質な人間があれほど多く集まるまでコメント欄の厳格な管理を怠って無法地帯にし続け、その結果、私や他の同志達も不愉快な気分になり、今年の9月上旬にはブログ更新の無期限停止を宣言して姿を消してしまった同志までいたというのに、例の一団を泳がせ続けたことは大きな問題だ。
やはりいつも、自称愛国者気取りのインチキ愛国者であるネット右翼どもの邪魔が入るのだな。奴らはインターネットの日本語圏ならどこにでもゴキブリのごとく出現しては日本に批判的なあらゆる言論を叩き潰そうとするからな。本当に不快の塊でしかない奴らだ。
奴らは「自分は保守主義ではあるが右翼ではない」などと自称しているが、「保守主義」とはとどのつまり「右翼」のことだ。しかも奴らネット右翼の思想は戦後民主主義を否定して戦前に回帰することを目指す思想なので「保守主義」というよりは「復古主義」であり「極右」だ。こんなことは社会科を勉強した中学生でもわかるのに、それすらも否定しようとするあいつらにはやはり一切の話は通じないだろう。そのような奴らとの対話を試みるだけ時間と労力の無駄というものだ。
私はネット右翼のような敵には容赦しないが、敵を甘やかす味方に対しても容赦はしない。なぜなら放置しておけば他の味方にも危害が及ぶからだ。私は特殊な過激思想を掲げている関係上、どうしても同志の数は限られてしまう。だからこそ、Plantae 同志や人乃天同志、それに今年の9月上旬にブログ更新の無期限停止を宣言した「彼」のような本当に信頼できる同志のことは何よりも尊重する。
それゆえ、他の同志にも被害が及ぶかもしれない問題に対しても無対応な味方は、場合によっては「粛清」せざるを得ないとも考えている。さもなくば、今年の9月上旬にブログ更新の無期限停止を宣言した「彼」のように二重に苦しむ被害者を出してしまうことになる。せっかく味方になったのだから末永く付き合いたいと私も思うところだ。それを理解してほしいと思う。
そもそも、アクセス数欲しさにネット右翼系の2ちゃんねるまとめブログとの相互リンクすらしていること自体も問題だ。自分の思想信条くらいは一貫したほうがいい。自身が敵とみなしている勢力との結託はいずれ身を滅ぼすことになる。
ブログを通じて知り合い、私のブログを愛読してくれていた良き同志である Plantae 同志や人乃天同志には非常に申し訳ないのだが、これからは私がブログを更新するのはどうしても長文にして書いておく必要のある事項がある場合のみになると思う。それでも構わないなら、これからもどうか応援をよろしく。
[ 2011/10/01 ]
サイバー闘争 |
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今日は東日本大震災から半年、米国の9.11同時多発テロ事件から10年にあたる日だ。改めて犠牲者達の冥福を祈りたい。
さて、私は約20日間もブログを更新しなかったが、決してブログをやめたわけではないのでご心配なく。あれから色々あってしばらくブログを放置していたが、本日から更新を再開したいと思う。
ところで
前回の記事で「偽在日韓国人」と思われる者達を紹介してから思ったのだが、あの者達を酷評した私自身もこれまでは彼らのことばかりを笑っていられないようなわざとらしい言動が多かったように思える。インターネットで政治的な活動を開始したばかりの頃と違って今ではせっかく私を支持してくれる同志達も現れたのに、彼らを失望させるようなことはしてはならないと強く思う今日この頃だ。
また、これまで使用してきた「
世界人民革命」というHNはネーミングセンスが悪いというか、こちらもわざとらしすぎる名前なので私も最近は少しHNについても真剣に考えるようになっていた。
私は昔からネーミングセンスは悪かったし、インターネットで政治的な活動を開始した初期の頃にネット右翼どもに対して一目で「私はおまえ達の敵だ」とわかるような名前を適当に名乗ったことがこのHNの始まりであったので、やはりいざ同志も増えてくるとなるとあまり適切なHNでないように思えてきた。
よって、今後しばらくは「RedWolf」というHNを使用して様子を見ようと思う。もちろん、これまで私を「
世界人民革命」と呼んでいた諸君は引き続き「
世界人民革命」と呼んでくれてもかまわない。
そして何より最近の私にとってのインターネットでの最大の悩みの種は、YouTube で問題を起こしてしまったことだ。私はここ数ヶ月の間は YouTube に動画をアップロードしていなかったのだが、今月になってから今更削除対象となる動画が出てきた。
下手をすればアカウントが停止(「停止」と称されているが実質的にはアカウント削除)されてしまうおそれもあるので、YouTube では10日後ぐらいに殆どの動画をしばらく非公開にしようと思う。YouTube では運営側からの警告メッセージを受けると6ヶ月間、監視されることになり、その6ヶ月以内に3回の違反を繰り返すとアカウント停止処分となるらしいので、私は今後6ヶ月間は YouTube でおとなしくしていなければならないことになる。
だが Dailymotion などの他の動画サイトでは引き続き動画の公開を続けるので、私の動画を見たい同志諸君はそちらから引き続き見てほしい。
最後に美意識革命隊同志についてだが、私がブログを放置している間に
彼はブログ更新の中止を宣言してしまった。彼は我々のために新しい同志を探して奔走してくれていたのだが、それがトラブルに発展してしまったことは残念だ。そして私が彼の理解者として彼を救うことができなかったことは私にとっての大失態であった。
しかし私は美意識革命隊同志のこれまでの努力に心からの敬意を表する。彼は私にとって、Plantae 同志と同じく最も信頼できる最良の同志の一人だ。その偉大な同志の一人が姿を消してしまうことは非常に悲しいが、また気が向けばいつでも戻ってきてほしいと願う。
私がブログを放置している間にも色々なことがあったが、これからも私の闘争は続く。右翼を撲滅し、平等で健全な社会を築き上げるまで、私は最後まで闘い続ける。
[ 2011/09/11 ]
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Plantae 同志は、「同志と思われるブログを見つけた」と言って以下の自称韓国人が運営しているブログを私に紹介してくれた。しかしここで断ずるが、以下のブログは決して我々の「同志」のブログなどではない。むしろ「敵」のブログだ。
「
わたしの闘争」
私は以前、このブログを見たことがあるがすぐに気付いた。これは断じて我々の「同志」などではない。
この手の輩はおそらく、在日韓国人を自称してわざとおかしな文章を書くことで在日韓国人のイメージダウンを狙ったネット右翼の自作自演だろう。韓国人が書いているように見せかけるためにわざとおかしな日本語を使っているが、私に言わせれば下手な芝居が見え見えだ。
私は今まで韓国人が書いた日本語の文章を無数に読んできたが、韓国人は通常は機械翻訳を使用してもあのような文章は書かない。
例えば、あの者は「ニュース」を「ニュス」、「チーム」を「チム」といったように「ー」(長音符)を使わずに外来語を表記している。確かに実際の韓国語には日本語の「ー」(長音符)にあたる発音が存在しないので「ニュース」は「뉴스」(ニュス)、「チーム」は「팀」(ティム)と発音するが、本当に日本語を勉強中の韓国人であれば声を出して話す時はともかくとしても文章を書く時にまでこのような書き方はしないし、韓国語から日本語への機械翻訳を使用したとしても「뉴스」は「ニュース」、「팀」は「チーム」と正確に翻訳される。
参考として「
Google 翻訳」と「
Yahoo! 翻訳」と「
エキサイト 翻訳」のいずれのサービスを使ってもやはり「뉴스」は「ニュース」、「팀」は「チーム」と翻訳されるので、嘘だと思うなら一度試してみてほしい。
この他に悪名高い「偽在日韓国人ブロガー」には「
izanami」がいる。この者も上記の「わたしの闘争」の管理人と同じく自称在日韓国人だが「グループ」を「グルプ」、「ゲーム」を「ゲム」と表記するなど、わざとやっているとしか思えないような誤記を繰り返している。ただし、こちらはたまに「ガール」や「ツール」といったように「ー」(長音符)を使う場合もある。
しかも「ゲーム」は韓国語では「게임」(ゲイム)と表記するので、このことから考えてもあの者は韓国語を母語とはしておらずわざと日本語が不自由なふりをしていることが窺い知れる。
そもそも在日韓国朝鮮人は何十年も前に日本に移住した一世を除けば彼らの殆どが日本社会で生まれ育っており日本語を日本人並みに話すことができるはずなのだから、上記の二名の「偽在日韓国人」が100歩譲って本当に韓国人であったとしても果たして本当に日本語が不自由なのか大いに疑問であり、どちらにしても嫌韓の息がかかった「やらせ」であることは間違いないだろう。
よってこの者どもは断じて我々の同志などではなく、むしろ「敵のスパイ」と同じような存在として見るべきだ。この者どもを攻撃対象としているネット右翼どももこれに気付いていながらやっているのか、あるいは本気で反日の在日韓国人がやっていると思い込んでいるのか、どちらにしても馬鹿馬鹿しいパフォーマンスであることに変わりはない。諸君もこのようなパフォーマンスを真に受けないようにしよう。
教科用図書八重山採択地区協議会が「新しい歴史教科書をつくる会」などが主導して編纂した自由社および育鵬社の歴史歪曲教科書を採択するとしている問題について、沖縄では非難の声が高まっている。
沖縄戦に於ける「集団自決」(強制集団死)の日本軍による強制・関与を認めないなどの歴史歪曲がなされているこれら教科書の採択問題に対し、「子どもと教科書を考える市民集会」の実行委員会、「子どもと教育を考える八重山地区住民の会」、県内外や韓国の研究者らのグループ、米軍基地などに反対する「反基地ネット」など多くの人々が「自由社・育鵬社の中学社会科教科書は、子どもたちにふさわしくありません」と採択反対を表明している。
問題の教科書は「集団自決」について、自由社は「米軍が上陸する中で、追いつめられた住民が、家族ぐるみで集団自決する悲劇が起こりました」と記述し、育鵬社は「米軍の猛攻で逃げ場を失い、集団自決する人もいました」と記述し、どちらも日本軍の強制・関与に触れずにあたかも沖縄の人々が自らの意思で集団自殺したかのように表現している。
他にも、歴史歪曲教科書の採択に反対する人々は沖縄の米軍基地や過去の日本の植民地支配に関する記述が当該の教科書内にほとんどないことに対しても「沖縄でのさまざまな研究成果を全く踏まえていない」「生徒の歴史認識や国際認識の形成が阻害されることを憂慮する」と糾弾している。
「集団自決」(強制集団死)体験者で元教員の吉川嘉勝さん (72) は市民集会で講演し、「つくる会」系の教科書の歴史歪曲に危機感を募らせた。吉川さんは6歳の時に沖縄戦を体験し、米軍の空爆や艦砲射撃が激しさを増す中で島内に駐屯する日本軍によって、数百人の住民と共に軍の陣地のあった北山に集められた。そこで親戚らと30人で輪になり、日本軍に手渡された手榴弾で自決を試みたが、不発に終わり一命をとりとめた。そして母のウシさんの「死ぬのはいつでもできる」という言葉と共に自決場を後にしたのだという。
反基地ネットは「日本軍による『集団自決』の強制を否定しアジア侵略戦争を賛美している」と、石垣市出身の渡久山勇さん (73) は「(高校歴史教科書の『集団自決』記述への軍強制復活を求める)県民大会の成功をあざけ笑うかのような教科書。古里の中学校で使われようとしているのに黙ってはいられない」と厳しく批判した。
そして、採択反対を呼び掛けた琉球大学の山口剛史准教授(社会科教育)は「これだけ多くの賛同者が集まったのも、それぞれが2社の教科書に何らかのひっかかりを持っている表れだ」と強調した。
今回の教科書問題は、「新しい歴史教科書をつくる会」をはじめとする歴史修正主義勢力による人民に対する挑戦だ。沖縄人民がこの歴史修正主義勢力の動きに反発したのと同じく、我々本土の革新派勢力も歴史修正主義勢力の動きに断固として反発を表明しなければならない。
「新しい歴史教科書をつくる会」こと「歪曲された歴史教科書をつくる会」によって作られた歴史歪曲教科書の学校採択は日本ファシズム復活の動きを象徴する事例のひとつでもあると言えよう。やはりこれも日本が日帝時代の悪行を真剣に反省していない証拠のひとつであり、徹底糾弾されて然るべきことである。
都合よく歪曲された歴史観で子供達に歪んだ愛国心を植え付け、今以上に他民族をコケにし自民族至上主義を普及させようとする右翼・歴史修正主義者どもの悪だくみは必ず阻止されなければならない。私にとっても奴らがこれ以上、沖縄人民の尊厳を踏みつけにすることを決して許すわけにはいかない。
ソース:
「集団自決」軍関与触れず 自由社、育鵬社の教科書 - 琉球新報自由、育鵬社不採択を 八重山教科書問題 - 琉球新報「史実歪曲、我慢ならん」元教員が危機感 - 沖縄タイムス教科書採択で2団体が緊急声明 - 沖縄タイムス
[ 2011/08/21 ]
琉球・沖縄 |
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本日は8月15日、つまり終戦記念日だ。1945年に日本が太平洋戦争で敗戦してから今年で66年になる。日本軍が中国に本格的に侵攻した後、1937年に始まった日中戦争(中国抗日戦争)に始まり、1941年に日本軍が米国ハワイ州の真珠湾を奇襲したことによって太平洋戦争へと発展したあの戦争はアジア中を戦禍に巻き込み、多くの罪なき人民を死に追いやった。
もうすぐ8月15日は終わってしまうが、あの戦争が終結したこの日、この時期にこそ我々は普段よりもより一層、自国の侵略行為・戦争行為を反省しなければならない。
また、8月15日という日は大韓民国の光復節、朝鮮民主主義人民共和国の解放記念日でもあり、彼らが日本植民地支配から解放されたことを改めて祝うと同時に二度とあのような侵略と戦争が起こらないことを私は心から祈る。
久しぶりにブログ記事を書いてくれた人乃天同志もこの日を迎えて改めて平和を願ってくれた。
そこで私は、今回記事は特集として「南京大虐殺否定論」に対する反論記事を書く。南京大虐殺は、日中戦争初期の1937年に中国南京市を占領した日本軍が多数の中国軍捕虜、敗残兵、そして民間人を不法虐殺した有名な大量虐殺事件である。
自国に都合の悪いことは何でも捏造ということにしようとする日本右翼どもは様々な言い訳を付けては「南京大虐殺は捏造だ。日本軍は民間人大量虐殺などしていない」とあの手この手で必死かつ執拗に喧伝しているが、奴らがどれほど嘘を繰り返しても南京大虐殺は実際に存在した大量虐殺事件であり動かぬ歴史的事実だ。これを否認することは歴史修正主義であり歴史歪曲である。そして何より歴史的事実である南京大虐殺を否認し逆に中国人民を嘘つき呼ばわりすることは、彼ら中国人民に対する重大な侮辱でもある。
日本人の中にも決して数は多くないものの自国が過去に犯した罪を真剣に反省することができる良識人がおり、彼らの良心ある誠実な研究と努力によってそのような歴史修正主義者どもの卑劣な歴史歪曲の実態が次々に暴かれている。
だがインターネットの日本語圏では歴史を自分達に都合のいいように歪曲してはそれを積極的に広めようとするネット右翼が幅を利かせており、良識人達の努力によって集まった正しい史料がネット右翼の歴史歪曲コンテンツに埋もれがちである。そうしてネット右翼はますます調子に乗り、「日本には悪い点などひとつたりともない。日本の悪い点とされているものはすべて反日勢力による捏造だ」などという歪んだ愛国心にますます染まっていくのだ。
では、その卑劣な日本右翼どもの「南京大虐殺否定論」の妄言をいくつか晒し、良識人のサイト「
南京事件FAQ」を参考に反論する。
中国が主張している南京大虐殺犠牲者数は30万人であるが、これに対して日本右翼どもは「当時の南京の人口は20万人であった。20万人しかいない都市でどうやって30万人も殺すのか。よって南京大虐殺は根拠のない出鱈目だ」などと主張している。しかし、20万人というのはそもそも当時の南京安全区(難民区)内のみの推定人口であり、南京全体の人口ではないのだ。
日本軍が南京に侵攻する前の1937年3月末の時点では南京市全体の人口は101万9667人であり、その後に日本軍が南京に近づいてくるにつれて富裕層を中心とした人々が南京を脱出した。当然ながら戦争開始時には中国政府が詳細な人口を数える余裕はなかったのだが、それでも南京戦開始時点の南京民間人の人口は約40万人から約50万人と推定されている。これに中国軍兵士の人数を合わせれば60万人はいたというのが定説であり、南京大虐殺は民間人だけでなく捕虜や敗残兵も不法かつ大量に虐殺した事件であるので当然ながら多くの中国軍兵士も犠牲者に含まれる。
未だに本気で「当時の南京の人口は20万人だった」という初歩的な間違いを信じ込んで得意気になっている馬鹿が日本右翼の中にいることは驚きであり、ここからも奴らのレベルの低さが窺える。
「
陥落時の南京の人口は20万ではなかった」
「
「20万都市で30万虐殺は不可能」論は欺瞞」
そんな日本右翼の中には「全南京市民が一人残らず安全区内に避難し、安全区外には民間人はいなかった。よって安全区内の人口が当時の南京全体の人口だ」と言い張っている者もいるが、南京安全区国際委員会の外国人による資料など各種史料によって安全区外にも多数の中国民間人がいたことが証明されている。やはり右翼どもは都合の悪いものは何でも一律に「存在しない」と決めつけなければ気が済まないようだ。
「
安全区外の南京城内は無人地帯ではなかった」
「
城内、安全区以外の市民の被害」
「
南京城の周辺は無人地帯ではなかった」
「
城外の人口の資料」
また、「日本軍の南京占領後に人口が20万人から25万人に増えた。虐殺があったなら5万人も人口が増えるはずがないので南京大虐殺はなかった」と主張する者もいるが、これも欺瞞だ。
確かに「安全区内」の人口は南京陥落の1ヶ月後に20万人から25万人に増えたと史料によって明らかになっているが、それは「南京城内の安全区外」から「安全区内」に逃れてきた人々の存在によるものだ。1938年2月25日までは、南京を占領した日本軍によって城門の出入りが厳しく制限されていたはずであり「南京城外」からは5万人もの大勢の人々が移り住むはずはないのに、これはどういうことなのか。
つまり「南京城内の安全区外」だけでも多数の中国民間人がいたことの証左であり、実に5万人もの人々が日本軍の虐殺を逃れて「安全区内」に避難したということだ。よって「南京の人口が20万から25万に増えた」のではなく「南京城内の安全区外から5万人もの人々が安全区内に逃れてきた」の間違いである。
「
占領後に人口が20万から25万に増えたというのは嘘」
「
「人口論」の別バージョンも欺瞞である」
「南京大虐殺発生直後とされる期間に欧米などでは事件の報道が殆ど行われなかったので南京大虐殺は中国が後日に捏造したフィクションだ」と言い張る者もいるが、これは単なる無知だ。
南京大虐殺は発生直後の期間にも「ニューヨーク・タイムズ」、「シカゴ・デイリー・ニューズ」、「ワシントンポスト」、「マンチェスター・ガーディアン・ウィークリー」、「デイリー・メール」、「タイム」、「ライフ」など多くの欧米メディアで大々的に報道されている。東京裁判以前から既に世界各国で南京に於ける日本軍の残虐行為は知られていたのである。愚かな日本右翼とその仲間達よ、知らないのはおまえ達だけだ。
「
欧米では事件は大々的に報道されていた」
「
欧米の大使館も事件を記録していた」
「
欧米諸国から虐殺に対する抗議がない理由」
「
東京裁判以前から南京の暴虐は知られていた」
「当時の装備で一軍隊が30万人も殺すことなどできない。南京攻略軍は30万発もの弾薬を保有していなかった。だから南京大虐殺は物理的に不可能だ」と言い張る者もいるのだが、やはりこれも無知の産物だ。
ルワンダの内戦でも大量破壊兵器を使わずに100日間で80万人もの人間が虐殺されたという実例があるし、10万人もの大軍の日本兵が非武装の相手を30万人殺害することは物理的に充分に可能なことだ。「30万発もの弾薬を保有していなかった」などという根拠のない妄想がどこから生まれたのかは不明だが、実際の日本軍はそれとは桁違いの大量の弾薬を持っており、後方には補給部隊も存在した上に、中国軍から鹵獲した銃器や弾薬もあったのだからやはり当時の日本軍には充分に実行可能な虐殺である。
「
原爆なしでも大量虐殺は可能」
「
当時の日本軍の弾薬量で大量虐殺は可能」
右翼どもはよく、都合のいい「検証」とやらに基づいて「南京大虐殺の写真は偽物ばかりだ」と主張する。南京大虐殺をなかったことにしたいがために奴らなりの「検証」とやらを必死にしたようだが、それはあまり意味のないことだ。
これは他の虐殺事件にも言えることだが、そもそも虐殺事件の写真というのは事件が発生した現場で具体的にどのようなことが起こったのかという参考の一例にしかならず、写真が撮影された場所や日時がはっきりしないものは尚更だ。
南京大虐殺の写真が本物でも写真だけを証拠に20万人も30万人も虐殺されたこと自体の証明にはならなければ、逆に南京大虐殺の写真が偽物あるいは別の事件の誤認写真でもそれだけで虐殺事件自体がなかったことの証明にはならないのは少し考えればわかることだ。
そもそも「南京大虐殺の写真とされるものは偽物ばかり」などという言説自体が右翼どものハッタリであり、本物と証明されている写真はいくつも存在する。
「
ニセ写真ばかりというのは欺瞞」
「
虐殺を示す写真は存在する」
「中国が発表する南京大虐殺の被害者数は年々増加し続けている。戦後何十年も経っているのに増加するのはおかしい。やはり南京大虐殺は捏造だ」という主張もあるが、これも日本右翼による典型的な根拠のない被害妄想だ。
終戦直後の1946年には既に犠牲者30万人、34万人、40万人、50万人の説はすべて出尽くしており、「年々増加」してなどいない。しかも当の中国政府は一貫して「南京大虐殺の犠牲者は30万人」を公式見解としており、教科書にもそう記載し続けている。それを日本右翼が勝手に曲解して言いふらしているに過ぎないのである。
「
被害者数が年々増えているというのはデマ」
他にも日本軍による大虐殺の動機、実際にあった死体と埋葬方法、日本右翼どもが虐殺を中国軍にせいにしていることに対する反論、南京で日本軍による中国人女性強姦があったのに混血児がいないとされる理由、中国が使用したとされる「便衣兵」をめぐる反論など多数の有益な史料があるが、今日中にすべてをまとめきれないので割愛する。
しかし、これだけの確かな事実がありながらも未だに「南京大虐殺はなかった」などという妄言を懲りずに垂れ流し続け、日帝蛮行の被害者達を嘘つき呼ばわりし続ける卑怯卑劣な日本右翼どもを「人間のクズ」と呼ばずにいられるだろうか? いつまでも都合の悪いことから逃げ回っていないで、いい加減に現実を直視し、悪いことは素直に悪いと認め、問題を解決するにはどうしたら良いのかを真剣に考えるべきではないのか? それが「真の愛国者」たる者が本当にすべきことではないのか? この期に及んでもまだ白を切るのか。
だが奴らは自分達の非を認めて反省するということは決してしない。奴らは何でも自分達の言うことが絶対的に正しいと狂気的に信じ込んでおり、まさに猿すらできる反省をするという能力が全く備わっていないのだ。
私はこのように、残酷な弱い者いじめをしておきながらその事実が自身に都合が悪いからと隠蔽し、如何なる理由を付けてでも執拗に見苦しい言い逃れをしようとする者が大嫌いだ。そのような「人間のクズ」どもからは生存権を奪うべきとさえ思う。私が本気で日本右翼のクズどもを捕らえて皆殺しにしたいと思う最大の理由のひとつだ。「馬鹿は死ななければ治らない」とはまさにこいつらのことである。
Plantae 同志は「南京大虐殺否定論」について、「
事実を受け入れることで、もしかしたら自分の先祖がこのようなことを(蛮行)してきたという事実を認めれば、プライドだけは高い日本人のプライドが傷つくため(傷つくどころのレベルじゃないんだろうけど)必死に歪曲・捏造に走り、現実逃避したのかな?」と自身のブログで述べているが、全くそのとおりだ。
日帝本国人、特に右翼になるような馬鹿野郎どもは、相手のプライドを徹底的に踏みにじり侮蔑しておきながら、一方で少しでも自分のプライドが傷つくような事実を突きつけられれば必死にそれを否認し、指摘をした相手を逆恨みして更に陰湿な攻撃に走るのである。私もそのような卑劣なクズどもには今までの人生で散々悩まされてきたし、こういう奴らの存在が不必要に人々の憎悪を煽るのだ。
今回の文章についてだが、たったこれだけの史料を精査して自分の文章にまとめるのも非常に大きな労力を要した。これだけ書いても「南京大虐殺否定論」に対する反論のいくつかができたという程度であり、これら以外にも日本右翼どもは次々とあらゆる言い訳を付けては南京大虐殺を否認しようとするからきりがない。だから奴らとは議論などしてもまるで意味がないのだ。
他にも従軍慰安婦、731部隊の人体実験、沖縄集団自決、朝鮮人虐殺、マニラ大虐殺、シンガポール華僑虐殺事件など日帝の蛮行は数多くあるが、日本右翼の馬鹿野郎どもはこれらも一々否認しようとするし、日帝の蛮行だけでなく外国人差別問題、沖縄問題、アイヌ問題、捕鯨問題なども、とにかく自分達に都合のいい考え方しかしようとしない本物のゴミクズどもだ。
それだけではない。右翼だけでなく左翼の中にも、例えば女性差別問題を問題視する一方で男性差別問題を無視して隠蔽しようとする腐れフェミニストなどのような連中がいる。他にも放射能汚染の実態を隠蔽する日本政府、いじめ問題を矮小化する学校や教育機関など、どいつもこいつもクズばかりだ。
このように、侵略関連に限らず明らかな事実であってもあの手この手で自分達の悪事を必死に誤魔化し通そうとするから、日帝本国人はいつまでも被害者達から延々と怨まれ続けるのだ。このようなふざけた「日本原理主義者」どもを根絶しない限り、被害者達の怨みが消えることは決してないだろう。
日帝本国人どもの数々の見苦しい言い逃れ・妄言とそれらへの反論を外国語にも翻訳して広く拡散し、都合の悪いことは何でも無かったことにしようとする日帝本国人どもの卑劣な本性を世界中に知らしめる必要がある。そのためにも私はもっと外国語を勉強しなければならない。
私はこの腐りきった社会を、虐げられた人々が救われ、虐げた者どもがしっかりと処罰されるまともな社会に変えるため、これからもあらゆる努力を惜しむことなくしていきたい。この8月15日を迎え、私はその決意を貫き通すことを改めて誓う。
[ 2011/08/15 ]
日帝の蛮行 |
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