フェイスブックの業績発表が話題になっています。
Facebook looking better on mobile: 600M users help generate $150M in ad revenue | VentureBeat
モバイルマネタイズに光明
昨日発表されたフェイスブックの業績のハイライトをご紹介。
・モバイルユーザー(MAU)が前年比64%増の604万人に
・広告収益の14%がモバイル経由に(約1億5260万ドル)
・広告収益は10億90万ドルに。全体収益の86%にあたり、前年比36%の増加。
・ニュースフィード広告は毎日400万ドルの収益をもたらしている
総じていえば「モバイルマネタイズに光が見えた」というのがポイントですね。株式市場も好感しており、現在のところ時間外取引で+12.87%と急伸しています。株価が低迷していたフェイスブックですが、これで流れが変わるのでしょうか。
ユーザー体験の質は下がっていないか?
モバイルマネタイズの前途が明るくなったのはいいニュースである一方、モバイル広告によってユーザー体験の質が下がっているのでは?という懸念ももたらします。特にモバイルは注目度の高いニュースフィードの中に広告が入ってくるので、ユーザー体験に与える影響も大きいです。
個人的な体感値を述べれば、それほど強い悪影響はまだ実感していません。iOS6のアプリが高速化したので、そのおかげもあるのでしょう。ただ、何だかうさんくさい広告ポストもたまーに見かけるので、ページへのいいね!ではない記事広告については品質の改善が鍵になると思われます。
Facebook looking better on mobile: 600M users help generate $150M in ad revenue | VentureBeat