ロ軍、ICBM発射し最大級演習 米の欧州MD計画けん制か【モスクワ共同】ロシア軍は大陸間弾道ミサイル(ICBM)など核戦略の主力兵器を使った大規模演習を実施した。大統領府のペスコフ報道官は20日、ソ連崩壊後最大級の演習だったと述べた。ロシア主要メディアが21日までに報じた。 演習は19日に行われ、プーチン大統領が直接指揮したとされる。米国が欧州で進めるミサイル防衛(MD)計画をけん制する狙いがありそうだ。 ロシア軍は北部プレセツク基地からICBM「トーポリM」を極東カムチャツカ半島へ、数分後にはオホーツク海の原子力潜水艦からロシア欧州部へ弾道ミサイルを発射するなどし、ともに目標に命中させた。 【共同通信】
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