事件【放射能漏れ】1800人が30キロ圏外へ 北海道で最大規模の原発防災訓練2012.10.24 09:51

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【放射能漏れ】
1800人が30キロ圏外へ 北海道で最大規模の原発防災訓練

2012.10.24 09:51
北海道の原子力防災訓練で避難バスに乗り込む住民=24日午前、北海道余市町

北海道の原子力防災訓練で避難バスに乗り込む住民=24日午前、北海道余市町

 北海道は24日、北海道電力泊原発(泊村)の事故を想定し、原発から30キロ圏内の13町村の住民1800人を圏外に避難させる防災訓練を行った。道によると、30キロ圏外に移動する住民の数としては全国最大規模という。

 道警や海上保安庁、陸上自衛隊と連携し、屋内退避などを含めると参加住民は7千人。

 訓練は地震で泊原発1~3号機全てが冷却機能を失い、放射性物質が漏れる恐れが高まったと想定。国が緊急事態を宣言し、住民が順次避難した。

 道はこれまで、泊原発の防災訓練を泊村など地元4町村と実施してきたが、原子力規制委員会が防災対策の重点地域を30キロ圏に広げる方針であることを受け、今回初めて対象自治体を13町村に広げた。

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北海道の原子力防災訓練で余市町に設置された災害対策本部=24日午前

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