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自衛隊とロシア軍 共同訓練継続を10月24日 4時8分
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玄葉外務大臣は、23日夜、ロシアのプーチン大統領の側近、パトルシェフ安全保障会議書記と会談し、自衛隊とロシア軍の共同訓練を続けることなど安全保障分野での連携を確認しました。
会談は東京都内で行われ、玄葉外務大臣は「日本とロシアがあらゆる分野で協力することは、お互いの戦略的な利益に資する」と述べました。
これに対してパトルシェフ安全保障会議書記は「現在、アジア太平洋の状況は複雑だが、この地域が安定的かつ平和的に発展することが重要だ」と応じました。
そしてアジア太平洋地域の平和と安定のためには両国が安全保障分野で連携することが重要だとして、自衛隊とロシア軍が共同で行っている海上での捜索・救難訓練を継続することを確認するとともに、両国が連携をさらに深めるため協議を進めることになりました。
政府関係者は、今回の会談には12月をメドに行われる日ロ首脳会談で、北方領土問題を率直に話し合える環境を整えるのに加え、日ロの連携強化を打ち出すことで、沖縄県の尖閣諸島を巡って関係が悪化している中国をけん制するねらいがあるとしています。
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