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2012年10月23日20時23分

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「口蹄疫まだ菌が生きているな」吉田・農水副大臣が発言

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 2010年に発生した口蹄疫(こうていえき)からの復興要望で農林水産省を訪れた宮崎県の首長らに対し、吉田公一副大臣が「まだ菌が生きているな」などと発言し、郡司彰農水相が口頭で厳重注意した。23日の会見で、郡司農水相が明らかにした。

 関係者によると、被害の大きかった西都・児湯地域6市町の首長らが16日、殺処分した家畜の埋却地の再整備で支援を求めた際、吉田氏は「宮崎は口蹄疫初めてでしょ」と話し、首長らが00年にも発生したと伝えると、「じゃあまだ菌が生きているな」と語った。17日、西都市長に「不手際があって申し訳ない」と電話で謝罪したが、郡司農水相は22日に口頭で厳重注意。吉田氏は「地元に心配かけたことは大変申し訳なかった」と述べたという。

 吉田氏は農水政務官などを歴任し、今月2日に副大臣就任。宇都宮大農学部卒で、18日の会見では「口蹄疫については、学生時代も勉強した」と話していた。

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