【フランクフルト=下田英一郎】欧州重電大手の独シーメンスは22日、太陽エネルギーによる発電設備事業から撤退すると発表した。現在、複数の売却先候補と交渉中で売却額は明らかにしていない。同社は太陽光と太陽熱による発電設備事業を手掛けているが、欧州債務危機などによる需要減と価格競争の激化で赤字続きだった。今後、再生可能エネルギー事業は水力と風力に集中する。
同社によると、2030年時点での再生可能エネルギー市場は、水力と風力で需要の8割を占めるという。太陽エネルギーは9%にすぎないうえ、現状でも価格競争が厳しく、期待したほどの成長が見込めないと判断した。
太陽光発電、シーメンス、太陽エネルギー
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