2012年10月20日

町田と五反田と恵比寿

/町田汁場進化@町田市にて塩らーめん〜極(きわみ)〜/ORAGA NOODLES@五反田にて塩つけ麺とあっさりホタテ塩らーめん/恵比寿arts cafe Friends/蒙古タンメン中本高円寺にて味噌卵麺/

 今日はお日柄がいいのかイベントが目白押し。
 急いで回れば全てクリアできそうですけど、いともたやすく想定外の事が起こりそうなので、一つとして前売り券を手配しませんでした。

 今日と明日は町田汁場進化@町田市の開店五周年記念ラーメンが発売される日。
 両日130食ずつの販売なので普通に行けば売り切れることはないとは思うのですが、そういう脇の甘さが多くの失敗を生んできています。

 中途半端が一番いけないと教わった通りに開店2時間前に到着する予定としましたが、実際は1時間前の到着で先客6人。
 町田駅から徒歩15分掛かるんですね、初めて歩きました。
 並んでいる人の中の数人は知り合いなので順番に挨拶というか、気が付いたら何人かで集ってラーメン談義、いいですねぇ、長い待ち時間も苦になりませんね。
 ラーメン談義をしていると次々とお客さんが集ってきますが、その半分くらいが知り合いで、これは食べ終わった後ですぐには帰れそうもありません。

 定刻になって開店したときには50人以上が並んでいます。
 いつもはお店に出ていないかも知れませんが、今日はいるだろうと読んでいた店員さんが会計を担当されていて、「おめでとうございます」と挨拶すると「お久しぶりです」と声を掛けて下さいました。
 カウンター9席の奥から順番に座り、カウンター台に食券をおいてからお冷やを汲んできて、ラーメンの出来上がりを待ちます。
 厨房を見ると二玉、または三玉ずつ茹で上げているのでそれなりの時間が掛かりますが、出来上がりを待つ時間も楽しいですね。

 さて、カウンター台越しに塩らーめん〜極(きわみ)〜1000円が提供されました。
 今日と明日はこのラーメンのみの販売で、サイドメニューが一品だけ用意されていました。
 『食材の美味しさを最大限に引き出し、シンプルに作ったモノが最高に美味しいと「進化」は考えます』
 スープに山水地鶏、比内地鶏をはじめとして鹿児島県産黒豚、青森県産帆立貝柱、利尻昆布、特上鮪節など、塩ダレは沖縄産雪塩、高知産黒塩など。
 切り歯26番の極細麺は飯田商店@湯河原の国産小麦100%自家製麺、店内には飯田商店の刻印入り麺箱がおかれていました。

 チャーシューは沖縄県美ら島あぐー豚バラ肉と山形県三元豚肩ロース肉、薬味は九条葱。
 美味しいことしか分からないラーメンは美味しいことだけ分かればいいんじゃないでしょうか。
 お客さんにはラーメン好きが多いとは言え、カウンター客全員がスープまで飲み干していて、まるでドラマか映画のようです。
 ご馳走様でした、また、食べに来ます。

 食べ終わって店外に出て、ラーメン食べ歩き仲間に順番に声を掛けてラーメン談義をしました。
 すっかり話し込んでしまったのは想定内、お店を後に駅へ向かって歩いているときに知り合いに出くわして話し込んでしまったのは想定外。

 もうとても小田原に行く気力が無くなってしまい、混んでいる急行を避けて空いている各駅停車で新宿へ。
 新宿から山手線で五反田へ、先月以来だなぁ。

 ORAGA NOODLES@五反田ホームページ)、一年ぶりって事はないけど1ヶ月ぶりってことでもない。
 Facebookで新しいメニューを始めたことを知ったので駆けつけてみました。
 驚くようなことではないけれど土曜日の昼下がりで満席近い繁盛ぶり、次の予定は随分先なのでのんびりと店先の装飾を眺めます。
 店員さんに「塩つけ麺はどの食券を買うんですか」と確認すると「つけ麺の食券を買って頂いて、『塩で』とお伝え下さい」とのこと。

 食券を買って渡すと「(同額なので)並(200g)、中(300g)、のどちらにしますか」と確認され、並をお願いしました。
 席に着いてお冷やを飲み、辺りを見渡すと塩つけめんを食べているお客さんがちらほらといます。
 FacebookだけではなくTwitterにも書かれているので、店員さんに確認すると公開情報でした。

 10分ほどで塩つけ麺750円、ベースのスープが白濁しているので塩と醤油で見た目では分かりにくいですね。

 つけ汁の味を確認しようとするともの凄い鯛の香り、聞くと「鯛の油」とのことで堪らない香り、箸で少しかき混ぜると器の底の方から氷下魚(こまい)の香りが入れ替わりって漂ってきます。
 つけ汁自体はかなりクリーミーで、縮れた極太麺によく絡んでとても美味しいです。
 殆どのつけ麺には醤油ダレが使われていて、かなりの割合で「濃厚豚骨」ですが、あえてタレを使わずに、魚粉も合わせずに、濃厚スープだけで味を作ってきています。
 スープだけでもかなり旨いのに角切りチャーシュー、極太メンマ、大量の刻みタマネギ、板海苔1枚とさらに色々な味が楽しめます。

 ゆっくりと噛みしめながら食べましたが食べ終わってしました。

 次にいつ来られるか分からないので、つけ麺だけじゃなくて普通のラーメンを食べておくかと席を立って食券を買い、あっさりホタテ塩らーめん700円をお願いしました。
 スープはつけ麺と同じように思えて魚介出汁を合わせているので、またこれが違う味わい。
 麺も同じですけどスープにとても良く馴染んで美味しすぎます、片時も目を離せないお店ですな。

 トッピングはつけ麺と組み合わせは同じですけれどもチャーシューが切り出しの形になっていて、提供前にバーナーで炙ってあるだけに香りが素晴らしいです。
 途中、青海苔、カレー粉、アーモンドオイルで味変して美味しく頂きました。
 新橋時代は終わりを告げ、五反田時代の麺とスープがやっと出来上がって来たようです。
 さすがにつけ麺とラーメンを食べるとお腹いっぱいで、ご馳走様でした。

 その後、駅反対側のハンバーガーショップで休憩。
 美味しいコーヒーを頂きながら、のんびりしました。

 時間があったので五反田から恵比寿まで歩こうかと思ったけど、二駅あるじゃないか。
 恵比寿駅西口近くの恵比寿arts cafe Friendsにて渡邊奈央さんの「ピアノが歌う日」と題したコンサート。
 1時間くらいでしたが、オリジナル曲を組み合わせたカバー曲中心の演奏、心の底から楽しみました。

 コンサートが終わって恵比寿駅界隈の未食店でも、と思いつつ、蒙古タンメン中本高円寺へ。
 土曜日の遅い時間に伺ったのは初めてで、お店は一つおきに席が埋まっている感じです。

 先週から始まった魚豚濃恋つけ麺はこの店でも販売していて、あつもり、からめの好みにも応じています。
 食券を買うとすぐに店員さんに引き渡し、いくつか好みを伝えて、通路側カウンター席の真ん中辺りに座りました。

 程なくして味噌卵麺850円の麺半分と半味噌タンメンスープ170円が運ばれてきました。
 店長調理の卵麺は久し振りで、スープがまだらになっていて辛し味噌がかなり美味しく感じられます。
 しっかりと炒められたモヤシには豚バラ肉とガーリックの味もよく染みていて、実に辛く実に美味しいです。
 旨い旨いと食べていくと途中から麺、サッポロ製麺の中太麺もとても美味しいです。

 半味噌タンメンスープの楽しみ方は人それぞれでしょうけど、私は野菜、キクラゲ、豚バラ肉を味わう料理と思っています。
 気が付いたら食べ終わっていてご馳走様でした。
 お店の向かいに新しいお店が入っているのでいずれ食べにいきたいです。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
麺とスープで1000円ですか〜
一度食べてみたいものですb

中本記事ドキドキワクワクしながらいつも見ています!

Xが更にディープなふらわさんファンになったようですよb

Posted by at 2012年10月22日 21:32
桜さん

 中本のラーメンは値段だけ見ると高いですけど、食べてみれば決してそんなことはありません。
 お友達の店員さん、会うことができるかなぁ。
Posted by ふらわ at 2012年10月24日 00:24
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