民主党の有田芳生参議院議員が23日、北朝鮮を訪問しました。政府が渡航自粛を求めるなか、現職の国会議員が訪朝するのは極めて異例なことです。
有田議員は23日午後に平壌郊外の空港に到着後、ANNの取材に応じました。
民主党・有田芳生議員:「民間団体が日本人の遺骨の収容と墓参の問題で、戦後処理を進めようとしている時ですから、それを支援する国会議員としてこの機会に調査を進めたい」
有田議員が乗ってきた便には、終戦前後に北朝鮮で亡くなった日本人の遺族らが同乗していました。議員は27日まで滞在すると話しています。遺族らのグループは、議員の訪朝は今回の墓参とは関係がないとしています。