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県政ニュース

放射性物質の飼料作物への影響調査について(第4報) ~ホールクロップサイレージ用イネ 県内全域 検出せず~

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年10月23日更新
部局名: 農林部
課所名: 畜産安全課
担当名: 畜産振興担当
担当者名: 丸山、窪田
内線電話番号:4194
直通電話番号: 048-830-4194
Email: a4170@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う飼料作物への放射性物質の影響を調査しています。

 平成24年産の単年生飼料作物については、3月9日から作物区分毎の調査により安全が確認されるまで、飼料としての流通・利用の自粛を要請しました。

 今回、ホールクロップサイレージ用イネ(注1)の検体を採取し、分析を行ったところ、全ての検体で暫定許容値を下回っていました。

 これにより、県内全域で飼料としてホールクロップサイレージ用イネの流通・利用が可能となりました。

 なお、平成24年産の単年生飼料作物への放射性物質の影響調査については、今回で終了となり、全ての作物区分において、県内全域で流通・利用が可能となっています。

 (注1)実と茎葉を一体的に収穫・密封し、発酵させた飼料用の稲 

 

 1 調査地域   県南地域(北足立郡市・入間郡市・比企郡市)  

             県北東地域(大里郡市・北埼玉郡市・北葛飾郡市・南埼玉郡市)

               県北西地域(児玉郡市・秩父郡市)

 

 2 調査対象    県南地域    2検体

              県北西地域  4検体

              県北東地域  1検体

 

 3 採 取 日   平成24年9月25日、10月15日、10月17日

 

 4 結果判明日 平成24年10月22日

 

 5 分析機関   埼玉県中央家畜保健衛生所

 

 6 調査結果

 

 

調査地域

放射性物質(Bq/kg)

放射性セシウム

134

放射性セシウム

137

放射性セシウム

 

県南地域

坂戸市

<19.5

<17.3

川島町

<20.0

<18.0

県北東地域

熊谷市

<18.7

<16.8

熊谷市

<19.3

<17.2

熊谷市

<18.8

<16.5

深谷市

<19.4

<17.4

県北西地域

美里町

<19.9

<17.5

               牛・馬用飼料

     暫定許容値        豚用飼料

               家きん用飼料 

100

   80

160

 (注)「<○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値(16.5~20.0Bq/kg)未満であることを示す。