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政治
日米合同の離島奪還訓練 「別の島」検討も断念
2012.10.24 07:01
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防衛省は米軍が射爆撃場として使っている別の離島で訓練を行えないか急遽(きゅうきょ)検討に入った。しかし、首相も慎重姿勢に傾き、防衛省政務三役は22日、陸地への上陸を伴う訓練の実施を最終的に断念した。
尖閣諸島をめぐって中国は、海軍が東シナ海で訓練を行うなど牽制(けんせい)を強めており、現実的な脅威の度合いが高まってきている。そうした状況での訓練断念に、政府高官は「地元を説得し、訓練は実施すべきだった。強硬に反対すれば日本は退くというイメージをいっそう強めた」と指摘している。
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