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国際
【朝鮮半島ウオッチ】韓国の次期大統領は誰がなっても「金正恩書記と握手したい…」
2012.10.20 12:00
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朴槿恵氏が金正日氏と会ったのは2002年5月。金正日氏は専用機を北京に送って、朴氏を平壌に迎える待遇をみせた。金氏は1968年の青瓦台襲撃事件(朴正煕大統領暗殺未遂事件)について「当時の極端主義者が誤ったことをした。申し訳なく思う」と謝罪した。朴氏は金氏との会談内容について「南北鉄道の連結やスポーツ交流について話した」と短く語っただけだ。
韓国保守派は「朴槿恵氏は会談で何があったかすべてを語っていない。朴氏はあれ以降、金正日を批判しなくなった」と朴氏の対北姿勢に懐疑的である。
朴氏は昨年、米オピニオン誌に論文を発表したが、そのなかで対北政策について「バランスが重要」「関与が必要」として、強硬政策には慎重な姿勢を印象付けた。また、過去に南北が合意したさまざまな宣言についても「重視する」との立場で、盧武鉉時代の大規模支援の10・4宣言も否定していない。
9月初旬、韓国のメディアと研究者は、各候補に政策アンケートを実施した。このなかで南北首脳会談の可能性を問うた質問に朴氏は、「開催の方向で検討を進める」と回答している。
安哲秀候補「強く堂々として平和な朝鮮半島」
アンチ既成政党を掲げ韓国の無党派層からの支持が高いダークホース、ソウル大教授の安哲秀氏。政治経験がないだけに政策発表には慎重だったが、最近ようやくビジョンを発表し始めた。
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