2012年10月22日

厚木にて

/お手製お弁当/麺処明かり家for you@厚木市にて勝浦タンタンメン明かり家風/

 今日は天気も良かったし、時間に余裕があったので最寄り駅までぶらぶらと歩いてみました。
 時期を過ぎてしまった花もあれば、これから咲き誇る花もあって、あちこちで写真を撮ったのでだいぶ遅くなってしまいました。

 お昼はお手製お弁当
 サバの味噌煮とねりもの、ご飯に味噌煮の余り汁を掛けてしまったので何とも見た目に問題のあるお弁当になり、何とも情けない。

 夜は途中下車して麺処明かり家for you@厚木市ホームページ)。
 今夜はビールでも飲んでゆっくりするかと店内に入ると、カウンター席は満席かと思うほどお客さんがいらっしゃって、二つのテーブルも埋まっています。
 こりゃゆっくりできないなと諦めて、食券を買って店員さんに渡します。

「いつも(Facebookを読んで)勉強させて頂いています」と声を掛けて頂き、「個人の感想をつらつらと書いているだけです」とお答えしました。
 「飲み物は何になさいますか」と聞かれましたので、「生ビールをお願いします」とお答えしました。
 ビール、焼酎、ハイボール、果実酒などのアルコール飲料は400円均一で、食券を渡す時に何にするか伝えるシステムです。
 すぐに生ビールが提供され、今夜は本厚木で一人お疲れ様会。ビールのグラスがとても薄くて口当たりでもビールが美味しく飲めますね。

 二口、三口飲んで、アイフォーンであれこれチェックしていると宇都宮餃子350円が提供されました。辣油をさっと掛け、お酢をすっと引いて熱いうちに食べます。
 この餃子、宇都宮の餃子より美味しいという意味で宇都宮餃子と名付けられていますが、名前負けしないほど美味しい。
 皮とか餡とか手作りだから美味しいとか、大量生産品だから美味しくないとか、そうじゃなくて、美味しいから手作りなんだと思います。
 ゆっくりとビールを飲んで餃子を食べて、ちらほらと店主さんとお話しをして、そろそろラーメンにするかと。

 席を立って券売機で食券を買い、店員さんに渡す時に「できるだけ辛くして下さい」とお願いします。
 程なくして勝浦タンタンメン明かり家風750円、色合いは前回と余り変わりませんが真ん中の辛味餡がこんもりと盛り上がっています。
 おお、これは辛そうと餡をスープ全体とかき混ぜて見ると、か、辛い、辛いけど美味しい、勝浦タンタンメンとはだいぶ違いますが。
 スープは豚ガラ、鶏ガラと、野菜出汁をブレンドしながらも飲みやすい味わい、あっさりながらも隠し味の豆乳が効いたまろやかなのど越し。

 細麺は良くスープにあって、とても美味しいです。 大判のチャーシュー、メンマ、味玉、サクラ草やアオサ、白胡麻が振られ、刻みタマネギもたっぷり。
 半分ほど食べたあたりで「辛さはどうですか」と声を掛けて頂き、「そんなに辛くないですね」と答えました。
 その後、店主さんの知り合いの方が来店され、気が付くとラーメン談義、なんかいい店ですね。
 ラーメンを食べ終わってからもしばらくお喋りして、ご馳走様でした。
 もう少し飲みながらのんびりしたかったのですが、それは次回のお楽しみということで。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年10月21日

地元で2店

/ラーメン味の大西@小田原市荻窪にて酢らー麺/らあめん食堂太陽堂@秦野市にて太陽堂タンメン/炒めご飯/

 日曜日は愛犬の散歩から。
 あちこちで金木犀が全開で、それにしてもこんなにあちこちにあったとは、改めて驚きました。
 早く都内の金木犀を嗅ぎにいきたいです。

 天気がよかったので少しバイクで走りたくなって、小田原まで走っていきます。
 前回は車で伺いましたが、今回はバイクで伺ったラーメン味の大西@小田原市荻窪、前回と同じように店先のベンチに待ち客がいらっしゃいます。
 少し待って店内へ、右手の厨房を見ると女将さん不在で店主さんが1人で孤軍奮闘されています。
 1人でこの人数をさばくのはかなり無理があるように感じますが、それでも配膳など手抜きせずに頑張っています。

 券売機を見ると一列(野菜らー麺)が紙で塞がれていて発売されていないようです。
 すぐにカウンター席が空いたので店員さんの案内を待って着席し、厨房の調理風景を眺めながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 同時期にカウンター席に座った3人分一緒に仕上げていて、出来上がったらカウンター台越しに「どうぞ」ではなく、一杯ずつ手元まで配膳していただいて「お待たせしました」です。

 酢らー麺700円、スタンダードよりやや薄めに見える麺相です。
 スープを飲んでみると豚骨スープの甘さに酸味が複雑に絡み合う味わいで、何とも微妙な味わい。
 美味しいとは思うけれども、どう美味しいのかを他人に説明できません。
 麺は縮れた平打ち麺、味の大西御用達の室伏製麺と僅かに食感が違います、何だろうな。
 今日は1人で仕切っているから麺の茹で加減にブレがあるのかなとも思いましたが、店内を見回してみると室伏製麺の麺箱に麻生製麺のが重ねてあります。

 この酢らー麺だけ麺を替えているのかとも思いましたが、隣のお客さんのスタンダードメニューと一緒に麺を茹でて分けていましたし。
 1回見ただけで「麺を変えた」とは断言できないので、店員さんに確認したかったのですがそれどころではありません。
 トッピングはスタンダードメニューにある茹でモヤシが乗せてありません、チャーシューは塊ではなくほぐれた部分、他のわかめ、刻みタマネギ、メンマは同じです。
 もう少し酸味が効いているともっと美味しいかと思いますが、こればっかりは好みなのでなんとも。
 ご馳走様でした。

 そのまま帰ろうとバイクを走らせていると、そういえばまだ食べていなかったなと、らあめん食堂太陽堂@秦野市に立ち寄りました。
 国道246号線ひばりヶ丘交差点そば、らぁめん花月が長い間営業されていた場所です。
 その花月が閉店して中華ダイニングがオープンしたので訪問しようかと思っていたら、閉店してしまって7月にこちらのお店がオープンしました。
 まだ夕飯には早いですけどお客さんが数人いらっしゃるのは多いのか少ないのか。
 券売機が見当たらないので空いている席に座ってメニューを見ます。

 こだわり餃子、太陽堂タンメン、醤油・味噌・塩ラーメン、辛味タンメン、肉ラーメン、スーラータンメン、煮干ラーメン、味噌角煮ラーメンと揃っています。
 ご飯物も数種類用意されていて、飲み物も数多いです。
 屋号の付いた看板メニューをオーダーすると「麺は大盛りまで同額ですが」と勧められますが丁重にお断りし、「ご飯はどうしますか」と勧められますが自粛しました。
 後からメニューを確認すると、麺は並、中(1.5玉)、大(2玉)まで同額、ご飯は無料でお代わりも自由と、通り反対側のお店の同じシステムです。

 店内はカウンター3席と10席、6人掛けのテーブルが2卓、小上がりは6人掛けが3卓、合計すると43席です。
 男性店員さんが1人で切り盛りされていますが、数人の女性店員さんは賄い中、出来上がったところでラーメン丼を角盆に乗せて手元まで配膳して下さいました。

 太陽堂タンメン680円、これはラーメン屋のタンメンではなく中華料理屋のタンメンですね。
 『独自にブレンドした塩ダレに豚ガラと数種の野菜から丹念にとったスープを合わせ、炒めた野菜と強火で一気に仕上げた一杯。』とのこと。

 キャベツ、モヤシをメインにニラ、ニンジンなどをふんだんに使い、豚バラ肉の旨味と合わせて「この値段でいいの?」的な美味しいタンメンです。
 野菜には焦げ目が付いていて、昨日今日調理を始めた人ではないことは明らか、スープにやや旨味が強すぎるのが気になりますけど、気になるだけで大きな問題ではありません。
 麺はどうかなと手繰ってみると、タンメンにありがちな細麺ではなく中太麺、しかも高加水率の真ん丸い麺、いい感じです。
 なんかさっき食べた麺と似ている気がするけど、どうなんだろうな、製麺所がどこでもいいか、ここまで美味しいんだから(後で確認したら麻生製麺でした)。

 見かけだけで訪問を後回しにしちゃって恥ずかしいな、と下をうつむきながら食べ切ってご馳走様でした。
 席を立って上を向いてレジに向かい、会計を済ませてから「定休日は月曜日だったとのではなかったですか」と聞いてみました。
 店内に「月曜日はラーメンDAY 醤油ラーメン半額(250円)、ライス無料(セルフ)」と貼り紙があったからです。
 ええ、まあ、とお客さんが少ないのをいいことに、修業元などの話しなどしばらく立ち話、なるほどそれで調理や配膳がしっかりしているんですね。

 本当は資本関係とかFCとかを聞きたかったのですが、いきなりお金の話しはできません。
 辛いメニューもあるし、いずれ季節の限定メニューも販売されるだろうから、これからも食べに来ます。

 夜は炒めご飯。
 エノキタケと豚バラ肉と一緒に炒め、ご飯に合わせてみました。
 ウスターソースが良かったのか、家族にも好評でした。

posted by ふらわ at 23:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2012年10月20日

町田と五反田と恵比寿

/町田汁場進化@町田市にて塩らーめん〜極(きわみ)〜/ORAGA NOODLES@五反田にて塩つけ麺とあっさりホタテ塩らーめん/恵比寿arts cafe Friends/蒙古タンメン中本高円寺にて味噌卵麺/

 今日はお日柄がいいのかイベントが目白押し。
 急いで回れば全てクリアできそうですけど、いともたやすく想定外の事が起こりそうなので、一つとして前売り券を手配しませんでした。

 今日と明日は町田汁場進化@町田市の開店五周年記念ラーメンが発売される日。
 両日130食ずつの販売なので普通に行けば売り切れることはないとは思うのですが、そういう脇の甘さが多くの失敗を生んできています。

 中途半端が一番いけないと教わった通りに開店2時間前に到着する予定としましたが、実際は1時間前の到着で先客6人。
 町田駅から徒歩15分掛かるんですね、初めて歩きました。
 並んでいる人の中の数人は知り合いなので順番に挨拶というか、気が付いたら何人かで集ってラーメン談義、いいですねぇ、長い待ち時間も苦になりませんね。
 ラーメン談義をしていると次々とお客さんが集ってきますが、その半分くらいが知り合いで、これは食べ終わった後ですぐには帰れそうもありません。

 定刻になって開店したときには50人以上が並んでいます。
 いつもはお店に出ていないかも知れませんが、今日はいるだろうと読んでいた店員さんが会計を担当されていて、「おめでとうございます」と挨拶すると「お久しぶりです」と声を掛けて下さいました。
 カウンター9席の奥から順番に座り、カウンター台に食券をおいてからお冷やを汲んできて、ラーメンの出来上がりを待ちます。
 厨房を見ると二玉、または三玉ずつ茹で上げているのでそれなりの時間が掛かりますが、出来上がりを待つ時間も楽しいですね。

 さて、カウンター台越しに塩らーめん〜極(きわみ)〜1000円が提供されました。
 今日と明日はこのラーメンのみの販売で、サイドメニューが一品だけ用意されていました。
 『食材の美味しさを最大限に引き出し、シンプルに作ったモノが最高に美味しいと「進化」は考えます』
 スープに山水地鶏、比内地鶏をはじめとして鹿児島県産黒豚、青森県産帆立貝柱、利尻昆布、特上鮪節など、塩ダレは沖縄産雪塩、高知産黒塩など。
 切り歯26番の極細麺は飯田商店@湯河原の国産小麦100%自家製麺、店内には飯田商店の刻印入り麺箱がおかれていました。

 チャーシューは沖縄県美ら島あぐー豚バラ肉と山形県三元豚肩ロース肉、薬味は九条葱。
 美味しいことしか分からないラーメンは美味しいことだけ分かればいいんじゃないでしょうか。
 お客さんにはラーメン好きが多いとは言え、カウンター客全員がスープまで飲み干していて、まるでドラマか映画のようです。
 ご馳走様でした、また、食べに来ます。

 食べ終わって店外に出て、ラーメン食べ歩き仲間に順番に声を掛けてラーメン談義をしました。
 すっかり話し込んでしまったのは想定内、お店を後に駅へ向かって歩いているときに知り合いに出くわして話し込んでしまったのは想定外。

 もうとても小田原に行く気力が無くなってしまい、混んでいる急行を避けて空いている各駅停車で新宿へ。
 新宿から山手線で五反田へ、先月以来だなぁ。

 ORAGA NOODLES@五反田ホームページ)、一年ぶりって事はないけど1ヶ月ぶりってことでもない。
 Facebookで新しいメニューを始めたことを知ったので駆けつけてみました。
 驚くようなことではないけれど土曜日の昼下がりで満席近い繁盛ぶり、次の予定は随分先なのでのんびりと店先の装飾を眺めます。
 店員さんに「塩つけ麺はどの食券を買うんですか」と確認すると「つけ麺の食券を買って頂いて、『塩で』とお伝え下さい」とのこと。

 食券を買って渡すと「(同額なので)並(200g)、中(300g)、のどちらにしますか」と確認され、並をお願いしました。
 席に着いてお冷やを飲み、辺りを見渡すと塩つけめんを食べているお客さんがちらほらといます。
 FacebookだけではなくTwitterにも書かれているので、店員さんに確認すると公開情報でした。

 10分ほどで塩つけ麺750円、ベースのスープが白濁しているので塩と醤油で見た目では分かりにくいですね。

 つけ汁の味を確認しようとするともの凄い鯛の香り、聞くと「鯛の油」とのことで堪らない香り、箸で少しかき混ぜると器の底の方から氷下魚(こまい)の香りが入れ替わりって漂ってきます。
 つけ汁自体はかなりクリーミーで、縮れた極太麺によく絡んでとても美味しいです。
 殆どのつけ麺には醤油ダレが使われていて、かなりの割合で「濃厚豚骨」ですが、あえてタレを使わずに、魚粉も合わせずに、濃厚スープだけで味を作ってきています。
 スープだけでもかなり旨いのに角切りチャーシュー、極太メンマ、大量の刻みタマネギ、板海苔1枚とさらに色々な味が楽しめます。

 ゆっくりと噛みしめながら食べましたが食べ終わってしました。

 次にいつ来られるか分からないので、つけ麺だけじゃなくて普通のラーメンを食べておくかと席を立って食券を買い、あっさりホタテ塩らーめん700円をお願いしました。
 スープはつけ麺と同じように思えて魚介出汁を合わせているので、またこれが違う味わい。
 麺も同じですけどスープにとても良く馴染んで美味しすぎます、片時も目を離せないお店ですな。

 トッピングはつけ麺と組み合わせは同じですけれどもチャーシューが切り出しの形になっていて、提供前にバーナーで炙ってあるだけに香りが素晴らしいです。
 途中、青海苔、カレー粉、アーモンドオイルで味変して美味しく頂きました。
 新橋時代は終わりを告げ、五反田時代の麺とスープがやっと出来上がって来たようです。
 さすがにつけ麺とラーメンを食べるとお腹いっぱいで、ご馳走様でした。

 その後、駅反対側のハンバーガーショップで休憩。
 美味しいコーヒーを頂きながら、のんびりしました。

 時間があったので五反田から恵比寿まで歩こうかと思ったけど、二駅あるじゃないか。
 恵比寿駅西口近くの恵比寿arts cafe Friendsにて渡邊奈央さんの「ピアノが歌う日」と題したコンサート。
 1時間くらいでしたが、オリジナル曲を組み合わせたカバー曲中心の演奏、心の底から楽しみました。

 コンサートが終わって恵比寿駅界隈の未食店でも、と思いつつ、蒙古タンメン中本高円寺へ。
 土曜日の遅い時間に伺ったのは初めてで、お店は一つおきに席が埋まっている感じです。

 先週から始まった魚豚濃恋つけ麺はこの店でも販売していて、あつもり、からめの好みにも応じています。
 食券を買うとすぐに店員さんに引き渡し、いくつか好みを伝えて、通路側カウンター席の真ん中辺りに座りました。

 程なくして味噌卵麺850円の麺半分と半味噌タンメンスープ170円が運ばれてきました。
 店長調理の卵麺は久し振りで、スープがまだらになっていて辛し味噌がかなり美味しく感じられます。
 しっかりと炒められたモヤシには豚バラ肉とガーリックの味もよく染みていて、実に辛く実に美味しいです。
 旨い旨いと食べていくと途中から麺、サッポロ製麺の中太麺もとても美味しいです。

 半味噌タンメンスープの楽しみ方は人それぞれでしょうけど、私は野菜、キクラゲ、豚バラ肉を味わう料理と思っています。
 気が付いたら食べ終わっていてご馳走様でした。
 お店の向かいに新しいお店が入っているのでいずれ食べにいきたいです。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記