首都高4人死亡:「無呼吸症候群」で釈放 東京地検
毎日新聞 2012年10月23日 22時53分
東京都江東区の首都高速湾岸線で7月、ワンボックスカーに追突し乗っていた東京税関職員6人を死傷させたとして、警視庁が自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕した車両運搬車の70代の男性運転手について、東京地検が処分保留で釈放したことが23日、捜査関係者への取材で分かった。
関係者によると、男性は「居眠りをしていた」などと供述。睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがあり、9月末まで鑑定留置をしていた。
事故は7月11日午後に発生。車両運搬車に追突されたワンボックスカーが弾みで前方の大型トレーラーにぶつかるなど、計4台が絡む事故となり、税関職員の男性4人が死亡。(共同)