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遠隔操作事件 三重の男性が不起訴
10月23日 17時9分

遠隔操作事件 三重の男性が不起訴

遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた事件で、誤って逮捕された三重県津市の男性について、津地方検察庁は23日、事件に無関係だったとして、不起訴にしました。

津市の28歳の男性は、先月、インターネットの掲示板に「伊勢神宮を破壊する」などと書き込みをしたとして逮捕されましたが、男性のパソコンが外部から遠隔操作できるウイルスに感染していたことなどから、逮捕の1週間後に釈放されました。
さらに、東京の弁護士などに犯行声明とみられるメールが送られ、三重県警察本部は誤認逮捕だったことを認め、今月19日に男性と家族に謝罪しました。
これを受けて津地方検察庁は23日、事件に無関係だったとして、男性を不起訴にしました。
これで検察は、一連の事件で誤認逮捕された4人全員について、起訴の取り消しや不起訴などの手続きを取ったことになります。

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