'12/10/23
電動の有人小型ヘリ開発
小型無人ヘリコプターなど製造のヒロボー(府中市)は22日、電動の有人小型ヘリコプターを開発したと発表した。有人ヘリはエンジン式が一般的で、電動は珍しい。小型で騒音が少なく、実用化できれば災害救助などに活用できる可能性があるとしている。
同社の主力は農薬散布用やホビー用の小型ヘリで、有人ヘリを手掛けるのは初めて。現時点では有人ヘリの市販はできないが、許認可の課題をクリアし、安全性を高めた上で2016年の実用化を目指す。
1人乗りで、縦1・2メートル、横2・0メートル、高さ2・1メートル。座席を覆うボディを減らし軽量化した。上下に2つ並んだ回転翼が逆方向に回る仕組みで、尾翼はないシンプルな構造。リチウムイオン電池を使い、時速100キロで30分間飛行できる。
10年に研究を開始。名古屋市で今月あった国際航空宇宙展に出展した。今後、パラシュート機能を追加するなど安全性を高める。予定価格は1機3千万円。別に、電動の産業用無人ヘリも14年に発売する予定でいる。
【写真説明】2016年の実用化を目指す電動有人ヘリコプターに乗る松坂晃太郎社長