キートス

シングルマザーの日記。


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私たちがディズニーへ行っている間に、フィンの彼からパソコンへメールが届いていました。


「僕の部屋のカギと、今まで贈った物を送り返してください。

君の私物は追って送付します。

それと、お金がまだ着金してないよ。いつになりますか?

○○○円 キートス!」


フィンの彼からの5秒間の着信は、復縁ではなくて督促でした。。。


私「毎日○○君のことを想って、いつか一緒に暮らせますようにってお願いしてたのに、

その願いは叶わなかったよ。。大好きだったのにね」

息子「○○君のどこがそんなに良かったの?」

「かっこよかったし、優しかったでしょう」

「そんなことないやんー。僕が”嫌だ 嫌だ”ってお願いしてたから、それが叶ったのかな」

「僕はD君のがいいわ。痩せてるし」


フィンの彼は、めっちゃ体の大きな人でした。

休日は一日中ベッドの上で過ごし、食事もベッドの上で腹這いになって、両肘をついて食べていました。

その姿で、上手にナイフとフォークを使っているのを見て、驚いたものです。

もう何年もそれを続けていたせいか。ひじは黒ずんでいて・・・あせる

そんな姿も愛おしく思えたのですが、やっぱりベッド上での食事は「止めて」とお願いし、

私が滞在しているときはテーブルを使用してくれていました。

ところが、この間の最後の滞在で、彼はベッドの上で桃を両肘をついてかぶりつき、

桃の汁をシーツに落としました。

それを咎めた私に彼は怒り、さらに二つ三つと桃を平らげました。


私と別れたいま、彼は一日中、両肘をついてインターネットで遊び、

食べて寝ているんだろうな。

ぐうたらな生活は良しといえないけれど、

そういった面も含めて、大好きでした。




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