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兵庫県尼崎市の住宅で３人の遺体が見つかり、多数の行方不明者が出ている事件で、警察は、行方不明者の遺体が捨てられたとみられる岡山県の海を近く捜索する方針です。

別の事件で起訴された角田美代子被告（６４）は、尼崎市で３人の遺体が見つかった事件にも深く関与し、警察は、さらに少なくとも３人の遺体が遺棄されたとみています。警察によりますと、関係者数人が、「１人の遺体はドラム缶に詰めて岡山県備前市の海に捨てた」と証言しているということです。遺棄した時期を、「去年の夏ごろ」と話していることから、死体遺棄罪の時効が成立しておらず、警察は、週明けにも瀬戸内海を捜索し、立件する方針です。一方、これまでに尼崎市で見つかった遺体については、死体遺棄罪の時効が成立する３年以上前に遺棄したと関係者が証言しているということです。