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朝日新聞「社内レイプ」事件…新潮報道に激怒

 4日発売の週刊新潮(12月11日号)に掲載された「『沈む朝日新聞』がひた隠す『裏金作り』と『社内レイプ』事件」の記事に対し、朝日新聞社が「名誉・信用を著しく棄損している」として同誌編集部あてに抗議書を送っていたことが5日までに分かった。

 新潮によると、朝日新聞社内で「レイプ事件」があったとされるのは今年夏。関東圏のある総局で、高校野球の地方予選取材をしていた男性記者が飲み会の後、同年代の女性記者を襲ったという。

 深酒した女性記者が総局内のソファで寝入ったところを「最後までやってしまった」男性記者は依願退職。関係者には厳重な箝口(かんこう)令が敷かれているという。

 また、今年6月に社長室長に就任した40代の男性社員が京都総局長だった2001−03年、取材相手を接待する際の経費とされる“社外連絡費”を局内での飲食代などのために流用した「裏金作り」疑惑も指摘。祇園の料亭で1回100万円の忘年会を開催し、その費用を社外連絡費から捻出した、としている。

 この問題の発覚により、男性社員は11月1日付の人事で社長秘書に“格下げ”されたという。

 この記事に対し、朝日新聞社は5日付の朝刊で、「不確かな伝聞や憶測を連ね、読者に誤った認識を与える」「事実と異なる記述が多数含まれ、当社並びに当社員の名誉・信用を著しく棄損し、人権を侵害するもの」などとする抗議書を新潮編集部に送った事実を明らかにした。

 朝日新聞と「週刊文春」の犬猿の仲はよく知られているが、実は新潮と朝日も、これまで幾度も衝突してきた経緯がある。2005年12月には、新潮が「朝日新聞の一面スクープは誤報」などと報じた記事について、朝日側が広告掲載を拒否。同紙に訂正と謝罪を求める記事を掲載している。

ZAKZAK 2008/12/05

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