原子力規制委:透明性「後退」指摘も 発足1カ月
毎日新聞 2012年10月17日 23時44分
規制委員で定期的に会見するのは原則、田中委員長のみ。今月3日に原発敷地内の断層を問われた際、「専門家ではない」と答えに窮し、規制庁が用意した資料を棒読みした。規制庁は「機微情報がある」として、事務室への記者立ち入りを制限している。
原子力資料情報室の伴英幸共同代表の話 事故の反省や最新の知見を踏まえた安全基準の内容を見て、信頼できる組織になったかが評価できる。これからが正念場だ。