2012.10.23 04:31

CS6戦効果でウハウハ!史上最多26万人

 CS効果は絶大だ。セ・リーグのファイナルステージは、6試合合計で26万324人を動員。総動員数でこれまで最多だった2007年のパ・ファイナルステージ(日本ハム-ロッテ、5試合)の21万1110人を上回った。ちなみに、6試合で終了した日本シリーズでの最多は、09年(巨人-日本ハム)の25万7525人(有料入場者数)となっている。

 今回の第6戦まで行われたファイナルステージの1試合平均観客数は4万3387人で、1人当たりの入場料収入は平均4000円。単純計算で6試合合計、約10億4129万円の収益となる。

 実際の収益は東京ドームの使用料や、警備費用などの経費を差し引いたものになるが、球団関係者は「年間の決算の数字に大きく寄与する効果があります。結果的に大きな増益となる見通しです」とコメントした。

 このほか、球場などで販売されているグッズや飲食品の収益の一部も球団に入る。弁当は阿部、内海ら7選手の名を冠した「巨人選手プロデュース弁当」の売れ行きが好調。CSでは7種類すべてを販売し、売り切れ続出だった。

(紙面から)