自民総裁選:石破・安倍両氏で決選投票 40年ぶり
毎日新聞 2012年09月26日 13時45分(最終更新 09月26日 14時08分)
自民党総裁選は26日、投開票された。党員・党友投票に基づく地方票(300票)と国会議員票(197票)の合計で石破茂前政調会長(55)が199票を獲得し1位、安倍晋三元首相(58)が141票で2位となった。ただ、石破氏は1回目の投票で当選に必要な過半数に届かず、石破、安倍両氏による決選投票が国会議員だけで行われることになった。同日午後、第25代総裁が誕生する。
谷垣禎一総裁の任期満了に伴う今回の総裁選は14日に告示された。新総裁の任期は15年9月までの3年間。石破、安倍両氏のほか、石原伸晃幹事長(55)と町村信孝元官房長官(67)、林芳正政調会長代理(51)が立候補した。3位は石原氏96票、4位は町村氏34票、5位は林氏27票だった。
地方票は26日午前、各都道府県連で党員・党友投票の開票作業が行われた。石破氏が過半数の165票を獲得し他候補を圧倒。安倍氏が87票で続き、石原氏38票、町村氏7票、林氏3票だった。
国会議員の投票は26日午後、党本部で行われた。石原氏が58票、安倍氏が54票で、石破氏の34票を上回った。町村氏は27票、林氏は24票だった。