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“認めれば少年院行かずに済む”と説明10月22日 18時20分
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横浜市のホームページに小学校への襲撃を予告する書き込みがされた事件で、誤認逮捕された男子大学生が「『容疑を認めれば少年院に行かなくて済む』という趣旨の話を警察から言われたので認めた」と警察に説明していたことが、捜査関係者への取材で分かりました。大学生の取り調べを担当した捜査員は、警察の調査に対し、発言を否定しているということです。
横浜市のホームページに市内の小学校への襲撃を予告する書き込みをしたなどとして逮捕され、その後、保護観察処分を受けた19歳の男子大学生について、神奈川県警察本部と横浜地方検察庁は、誤認逮捕を認めて大学生や家族に謝罪しています。これを受けて、検察は、23日にも保護観察処分の取り消しを家庭裁判所に求めることにしています。
警察と検察は、当時の取り調べや捜査に問題があったとみて検証を進めていますが、今月17日、警察が大学生から改めて話を聴いた際、家庭裁判所に送られる直前に容疑を認めたことについて、「『容疑を認めれば少年院に行かなくて済む』という趣旨の話を警察から言われたので認めた」と説明していたことが、捜査関係者への取材で分かりました。これについて、大学生の取り調べを担当した捜査員は、警察の調査に対し、発言を否定しているということです。
警察と検察は、取り調べで自白の誘導がなかったかなど、さらに検証を進めることにしています。
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