えん‐ぎ【縁起】
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    《「因縁生起」の略》
    吉凶の前触れ。兆し。前兆。「―がよい」
    物事の起こり。起源や由来。
    社寺・宝物などの起源・沿革や由来。また、それを記した書画の類。「信貴山(しぎさん)―絵巻」
    仏語。因縁によって万物が生じ起こること。
縁起でもない
不吉で縁起が悪い。「事故にあいそうだなんて、―・い」
縁起を祝う
よいことがあるようにと祝い祈る。
縁起を担ぐ
ちょっとした物事に対して、よい前兆だとか悪い前兆であるとかを気にする。「―・いで同じユニホームを着る」
えんぎえまき【縁起絵巻】
社寺の造立(ぞうりゅう)や、その祭神・本尊の造像に関する由来・霊験譚(れいげんたん)などの伝承説話を題材として描いた絵巻。縁起絵。
えんぎじょう【縁起状】
社寺がつくられた由来を記した文書。縁起。縁起文。
えんぎだな【縁起棚】
客商売の家で、商売繁盛を祈って設ける神仏混淆の神棚。
えんぎなおし【縁起直し】
縁起の悪いのをよくなるように祝い直すこと。「―に酒でも飲む」
えんぎもの【縁起物】
縁起を祝うための品物。社寺や境内で参詣人に売る、だるま・招き猫や酉(とり)の市の熊手(くまで)など。
しめ飾り・門松など正月祝賀用の品物。
提供元:「デジタル大辞泉」凡例
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