EMフォーラム2012
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沖縄では毎年11月後半にEMフォーラムが行われてますが、今年は諸般の事情により10月の6日、7日に行われました。
今年のサブタイトルは、「EMによる予防医学と災害対策」ということで、前半はお馴染みの杉山一郎先生の基調講演、タイ国住宅公社元総裁のウォラヌット・ジェタムスタポン女史の「洪水災害時におけるEMによる衛生対策」、後半は「福島災害復興プロジェクト関連報告」ということで、ベラルーシ国立アカデミー放射線生態学研究所のアレクサンドル ナヴマウ所長、同研究所のアレキサンダー・ニキティン研究室長、福島で農産物の生産流通をしている幕田武弘氏、NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表の野呂美加氏、福島での除染活動のリーダーであるEM研究機構の新谷正樹氏によるパネルディスカッション。
そして、締めとして比嘉照夫教授の「EMフォーラム2012」総括講演と盛り沢山の内容でした。 今回の発表で度迫力だったのは、タイ国の発表。
2011年7月に発生した大雨による河川氾濫・洪水被害に、国家プロジェクトとしてEMが活用され、悪臭対策や水質改善に画期的な成果があった旨の報告でした。
特に同国では軍隊(陸軍)が総力を挙げて取り組み、洪水のダメージで操業不能となったEM工場を軍隊の敷地内に臨時設置して、EMROの指導の下に活性液を大量に培養し、被災地へじゃんじゃん供給したその様子は圧巻で、正に国難に対応する軍隊の機動力には、感動
報告者の、タイ王国国家洪水汚水問題解決諮問委員会・委員長に任命されたウォラヌット女史は、もともとEMをタイ国内でいち早く導入した方で、軍隊の協力のお陰で通常なら10年5億円かかるところをEMで5週間300万円でできたとの報告に、また、感動 夜はこれも恒例のホテルコスタビスタ沖縄での懇親パーティ。
北中城村の村長さんも駆けつけてこられ、同村でのEM活用の事例を報告され大いに盛り上がったなかで楽しい時間を過ごしました。
★イーエムジャパン
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