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【ふくい地域】最後の敦賀短大祭 34人一丸 きょう開幕2012年10月20日 地域も協力し模擬店出店
来春、閉学する敦賀短期大学の最後の大学祭「第二十七回敦短祭(とんたんさい)〜タイムカプセル〜」が二十、二十一両日、敦賀市木崎の同短大で開かれる。宮本妃香瑠(ひかる)実行委員長(21)は「地域の方々と一緒に心に残る楽しい思い出にしたい。ぜひお越しください」と呼び掛ける。 短大の学生は、二年生三十四人のみ。学生が少ないため、職員や卒業生のほか、地域の商店、住民らも食べ物や、輪投げやヨーヨー釣りなどの子ども縁日の模擬店を出して協力し、昨年の倍に当たる十八店が集まった。 学生が授業で手掛けた陶芸、漆芸、紙工芸の伝統工芸作品展には、木工芸の人間国宝・川北良造さん=石川県=の漆芸作品が特別に出品される。二十一日のみ無料で若狭塗削り箸体験がある。 両日ともに午前十時〜午後四時。特設ステージでは、ライブやゲームが繰り広げられる。二十日は午前十一時と午後二時に特命戦隊ゴーバスターズショーを開く。二十一日午後一時からは、吉本興業の若手漫才コンビ「とろサーモン」と「テンテン」のショーがある。 宮本さんら実行委員会は「小さな短大でみんなが協力し合える良さがあり、閉学するのは寂しい。敦短祭を絶対に成功させたい」と意気込んでいる。 敦賀短期大学は二○一三年三月に閉学する。土地や校舎は学校法人から敦賀市が譲り受け、新設される同市立看護大学(仮称)のキャンパスになる。 (増井のぞみ) PR情報
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