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【プロ野球】

稲葉が休日返上 日本Sへ再始動一番乗り

2012年10月22日 紙面から

 日本シリーズに向け、リーダーが真っ先に動きだした。日本ハム・稲葉篤紀外野手(40)が休日返上し21日、札幌市内の室内練習場で30分間のマシン打撃を行うなど約1時間、汗を流した。19日にCSファイナルステージを終えたチームは20、21日の2日間が完全休養日。20日に練習場に来る選手はいなかったが、この日はベテランがいの一番に再始動した。

 「年をとってきたら、2日休んじゃうと体が起きるまでに時間がかかる。少しずつでも動いておかないとね」。稲葉は照れくさそうに話したが、最後の大事な戦いへ、気合を入れ直しているようでもあった。

 稲葉はファイナルステージで、初戦は3打数無安打だったが、2戦目は4の1、3戦目は4の3と尻上がりに調子を上げた。「最後の打席は、タイミングもしっかり取れて自分の中でいい感じで捉えられたので、その確認をしておきたかった。相手がどこであれ、自分たちの気持ちを高めていかないと」。日本シリーズに向けての調整に余念がない。

 ヤクルトから日本ハムに移籍して2年目の2006年は、中日との日本シリーズで2本塁打7打点と大暴れで北海道移転後初の日本一に貢献し、MVPを獲得。「そういう選手が出ると優勝できるものだと思う。ぼくも含め、全員がそうなる権利を持ってる」と、シリーズ男の出現を期待していた。 (竹村和佳子)

 

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