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元寇の投石機を高校生が復元
10月22日 18時6分

元寇の投石機を高校生が復元
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今からおよそ700年前の元寇で沈んだとみられる船が長崎県の沖合で見つかったことを受け、長崎市の高校生が、当時使われたと考えられている「投石機」と呼ばれる弾を飛ばす武器を復元しました。

長崎県では、去年、松浦市の鷹島の沖合で、およそ700年前の鎌倉時代の元寇で沈んだとみられる船の一部が見つかり、火薬を詰めてさく裂させる陶器の弾とみられる破片も周辺の海底に散乱していました。
「投石機」は、この弾をどのように飛ばしていたのかを探ろうと、長崎市にある県立長崎工業高校の生徒たちが県の依頼を受けて3か月かけて復元しました。
復元された投石機は、高さ4.5メートルの杉の柱を真ん中で固定して上下に回転するようになっていて、柱の先端には弾を包む皮の袋が結び付けられています。反対側に取りつけたおよそ130キロの重りが落下する力を利用して弾を発射する仕組みで、22日、高校のグラウンドで行った試し打ちでは、およそ2キロの石を最長で44メートル飛ばすことに成功しました。
3年生の内田景太さんは「700年前の人の技術や知恵を知ることができた。試行錯誤しながら復元に携わったことで、地元の歴史や文化にも興味が湧きました」と話していました。

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