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保育園の室内にクマが侵入した跡
10月21日 14時59分

保育園の室内にクマが侵入した跡
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21日未明、長野県佐久穂町の保育園で、玄関のガラスが壊され、室内にクマが侵入した跡が見つかり、警察と町が住民に注意を呼びかけています。

21日午前2時半ごろ、長野県佐久穂町の町立栄保育園で、非常通報装置が作動し、警察官が駆けつけたところ、玄関の扉のガラスが割れて、室内からクマの足跡やフンが見つかりました。
足跡は長さ10センチほどで、柱などに爪でひっかいたとみられる傷痕も残っていました。
保育園は町役場からおよそ500メートル離れた住宅地に近い場所で、保育園の前の道路にも足跡が残っていました。
警察と町によりますと、これまでのところ、周辺でクマの姿を見た人はいないということです。
町では片づけを済ませ、22日は平常どおり保育園を再開することにしています。
佐久穂町こども課の渡辺永課長は「給食室は荒らされておらず、何の目的で進入したのか分からないが、深夜で誰もおらず、人への被害がなくてよかった」と話していました。
警察と町では防災無線を使って住民に注意を呼びかけています。

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