去年の秋、経験「者という65さいのおっちゃんがハローワークから紹介されて、面接を受けました。
口が開闊で、長い経験と今も主アンカー10本担げるとのこと。
元請けさんに相談し、65歳で法上がりOKの異例のお返事をいただきました。
が、雇った責任は自分にあると十分承知しております。
ただのビッグマウス
何度言っても現場職長の指示に従わず、元請け様から単価も下げられる始末。
給料日。
事務所にわめき声で電話がかかってきたそうです。
「おい!引かれるものが多すぎるぞ!!
」
何事かとぶっちょーが対応すると、給与控除が多すぎるとの不満らしい。
何かと聞けば、厚生年金控除。
ガチャ切りされたので、ご自宅の奥様に改めて給与控除の説明をしたそうです。
奥方の一言。
「・・・納得いかないのよねぇ。
だって、うち、
年金もらっているのになぜ年金を引かれなきゃならな
いの?」
・・・・・
けっきょくこのじいちゃん、再三なる現場監督や私の注意指示を聞くことなく、就業規則に基づいて、減給処
分。
12月に入ったある日、告示書や始末書、その他所要で冬の雪道400キロを走り抜けたぶっちょー。
宿について、じいちゃんを訪ねると、
「ああ、どっかふらっと出て行ったよ、さっき。」
待てども待てども帰ってこない。
どうやら、入れ違いでとんだようで・・・
元請けさんの怒りしかり、
どさくさに紛れて、お叱りの言葉の合間に一言。
「うちは今まで善意で宿代無償提供してたんだ。今月からひかしてもらうから。」
「もう、あんたら、いいから。」
えっ、・・・
今月に入り、送られてきた工賃の明細を見て、ぶっちょーとへーすけと唖然・・・。
根拠不明の名目で、工賃の3分の2が相殺されている・・・
正月明けから、この大雪の北海道。除雪作業で日銭をしのいできました。
当のじいちゃんは、前回の減給処分が気に入らず、意気揚々と元請けさん(なぜに?)に請求し、
逆に損害費用を請求され、あわてて労働基準監督署へ行った様子。
当然、労基から呼び出し状がきて
こちらからもモノ申す!!
くらいの勢いで出向いたのですが・・・・
甘かった
。
労基は完全に労働者の味方。
就業規則があったから助かったようなものの、
事情を説明し、彼のせいで損害がでて仕事も切られて賃金なんか、払えない、へーすけやぶっちょーにも待っ
てもらっているのに、と担当官に陳述したところ
「大変でしたね。(ノ゚ο゚)ノ」
でしょ、でしょう?
「でも、戒告書を書くから、よろしくね
」
いや、払いますけど・・・
「へーすけさんは、建築法に基づき、元請けさんから賃金をいただいてくださいね。
ぶっちょーさんは、社長さんの財産を差し押さえてでももらってください
↑実際はもっと手厳しーい会話のやりとりでした・・・
後日風の噂で元請けさんも火の車らしいとききましたが・・・・・
なかやまさ〰ん、そりゃないぜ!!
この件に関しまして、ご迷惑をおかけいたしました関係者の皆さま、この場を借りてお詫び申し上げます。
そして、捨てる神あれば拾う神あり。
おそるべきぶっちょーの情報網で、新しい元請け様ともお話しする機会をいただき、
心機一転、がんばります。