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マツダ工場 水蒸気爆発か10月20日 8時49分
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広島市南区にある自動車メーカー、マツダの工場で爆発事故があり、社員の男性3人が軽いけがをしました。
警察は車の部品を製造するのに使う溶鉱炉で溶かした高温の鉄が、冷却用の水に触れるなどして水蒸気爆発が起きた疑いがあるとみて調べています。
20日午前1時50分ころ、広島市南区にあるマツダの工場で、爆発音がして黒い煙があがり、現場で作業をしていた20代と30代の男性3人が熱風などによる軽いやけどをして病院で手当てを受けました。
警察によりますと、事故があったのは車のシャフトなどの部品を製造する建物の2階部分で、溶鉱炉で溶かした鉄を台車の上に乗せてあったバケツ型の容器に入れて移動させる途中に何らかの原因で容器が倒れて爆発が起きたということです。
事故のあと、溶鉱炉の周囲に取り付けられていた冷却用の水の入った管が壊れていたということで、警察は容器が倒れた際に溶けた鉄の一部が管を破損し、冷却用の水に触れるなどして水蒸気爆発が起きた疑いがあるとみて、事故当時の詳しい状況を調べています。
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