超健康おたく

ただの日記です。たぶん。。

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ひざの痛み克服法について。

マラソンとかやってると膝を痛める人がいるでしょ。ボクも最初はそうでした。マラソン出たあと1か月くらい階段を下りる時が辛くて、しかも毎回だんだんひどくなって治るまでの期間もだんだん長くなっていました。医者にも行きましたが、レントゲンとって間接、骨、腱に異常が無いので痛み止めの薬と湿布をもらったくらいでした。このままだとマラソンを続けられないし、年とってからも後遺症みたいに残ってしまうのではないかと悩んでいました。そこで駄目もとで、ネットとか図書館とかで膝の痛みについて調べました。
ボクの膝の痛みの症状は、階段を下りる時に痛む。マラソンの後半30Km付近からいたくなる。痛みが無くなるのに1か月以上かかる。というものでした。
調べてみると、「知っておきたいスポーツ傷害の医学」という本にこの症状に該当するものが載っていました。「膝蓋ー大腿骨症候群」という名前で、原因は大腿骨(知ってますよね)と膝蓋骨(膝から下の骨)の角度(アラインメント)が大きいと骨と骨が摩擦して炎症を起こすと言うものでした。
(分かりにくいと思うので解説します。大腿骨と膝下の骨(膝蓋骨)は正面から見てまっすぐではなく、X脚的に曲がっています。で、それがまっすぐに近ければ間接が正しく使われて力が分散されるんですが、角度がきつくなると摩擦が生じると言うことです。)
また、それを引き起こす要因は、ももの内側の膝につながる筋肉(内側広筋)が弱いことにより、より強いもも外側の筋肉(外側広筋)に引っ張られること、長時間の運動などにより内側広筋が弱くなることが考えられるとのこと。
それで治療法や予防法を調べると、やはり内側広筋を鍛えることが重要らしい。
方法としては片足スクワット15回程度。早速やってみると故障しないし、フルマラソンを楽に完走できるようになりました。
この「膝蓋ー大腿骨症候群」は、骨盤が広く筋肉が発達していない女性はアラインメントが大きく発生しやすいし、筋肉が弱ったお年寄りも発生しやすいようです。従来の医療では、痛み止めとか湿布でと当座はしのげますが、本当に治療したいのならば、発生原因をきちんと見ていくことが必要であり、そうすれば期待以上の効果があるという好例だと思います。
で、元陸上部の人に聞いたら、「片足スクワットなんて前からやってるよ」と言われてしまった。一生懸命調べた苦労は何だったのか。。
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スクワットアラインメント

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