小池容疑者の携帯 部屋で見つかる

10月21日 18時23分

１１年前に徳島市で父親と長男が殺害された事件で指名手配され、２０日、岡山市で死亡が確認された小池俊一容疑者の携帯電話が、同居していた女性の部屋から見つかったことが分かりました。
警察は携帯電話の通話履歴を分析して逃亡中の生活や交友関係などを調べています。

平成１３年に徳島市で松田優さん（当時６６）と長男の浩史さん（当時３８）が相次いで殺害された事件で、全国に指名手配されていた小池俊一容疑者（５２）は２０日、岡山市のマンションで死亡したことが確認されました。
警察はこのマンションで小池容疑者と暮らしていた女性から話を聞くとともに、この部屋を捜索しました。
その結果、部屋からは小池容疑者が使っていたとみられる携帯電話が見つかったということです。
警察によりますと、携帯電話の契約は一緒に暮らしていた女性の名義で、女性は「小池容疑者に渡していた」と話しているということです。
また、この女性は「平成１７年ごろから同居していたが小池容疑者とは知らなかった。アルバイトもしておらず、生活の面倒を見ていた」などと説明しているということです。
警察はこの携帯電話を押収して、通話履歴を分析するとともに、引き続き女性から話を聞いて逃亡中の生活や交友関係などを調べています。