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【尼崎ドラム缶遺体】息子は溺愛…タレント養成所に 周辺には暴虐の限り 美代子被告の二つの顔
兵庫県尼崎市の民家の床下で男女3人の遺体が見つかった事件は、すでに判明している8人の死者・行方不明者と接点を持つ角田(すみだ)美代子被告(64)=別の傷害致死罪などで起訴=が、複雑に入り組んだ事件のカギを握るとみられている。自宅周辺では暴虐に振る舞う姿が頻繁に目撃されていた一方、限られた身内には甘い顔を見せるなど、美代子被告の両極端な素顔が浮かび上がっている。
近所の住民らによると、美代子被告は尼崎市に生まれ、地元の小中学校を卒業。高校には進んだがまもなく中退したという。20代前後の若さでスナックを経営し、横浜市で飲食店を開いたこともあった。
その後は地元に戻り、尼崎市内の賃貸マンションに義理の妹、三枝子被告(59)=窃盗罪で起訴=らと居住。徐々に同居する男女が増え同じマンションの別の2部屋も借り、十数人の集団生活を送った。約10年前には近くの分譲マンションに移り住んだ。
こうした生活を送る中、自宅マンション周辺でも住民らに何かと因縁をつけ、現金を執拗に要求することもあった。同じマンションの住民女性は「屈強そうな男たちとエレベーターに乗っていた。一緒に乗りたくなかった」と振り返る。別の女性も「あいさつをしても、にらまれるので怖かった」と言葉少なに話す。
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