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電源 その1
ここでは電源について勉強をする前に、学校で習ったことを少し思い出してみましょう。
電気の性質には大きく分けて直流(DC)と交流(AC)の2種類あります。
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| 直流(DC) |
交流(AC) |
直流・・・DC(Direct Current)
交流・・・AC(Alternation Current)
直流とは電圧が常に一定な電流のことです。このような性質を持つ電源は乾電池や自動車用バッテリーなどが挙げられます。例えば12Vバッテリーの電圧を測ると常に12Vの電圧(実際には約12.8V)があります。やがてバッテリーの劣化とともに電圧が下がり、最後には使用できなくなります。
これに対して交流は電圧・電流が一定せず、上図右側のような変化を繰り返す性質になります。身近な交流電源として家庭用電源(コンセントからの電気)が挙げられます。ご存知の通り家庭用電源はAC100Vで周波数は東日本が50Hz、西日本は60Hzとなっています。図のように「電圧が0から上がって下がって0に戻る」を1サイクルとすると、周波数が50Hzとは1秒間にこれを50サイクル繰り返していることで、60Hzは1秒間に60サイクルとなります。
さて、バイクの発電機はどちらになるでしょう?今現在は交流の発電機(オルタネータ)が主流となっています。昔のバイクには直流発電機(ダイナモ)もありました。さらにエンジンスタータと共用させ、「セルダイナモ」と呼ばれていました。今では自転車の前輪横に付いている前照灯ぐらいでしょうか・・・。タイヤの横にくっつけてコロコロ転がるやつです。ダイナモ回してペダル漕ぐとこれが結構重いんですよね(汗)
いったいバイクの発電機はどのように発電されているのでしょうか?下の写真は一般的なバイクの発電コイルですが、この回りを「フライホイール」と呼ばれる御椀型の物体が発電コイルを覆いかぶさってクルクル回っています。フライホイルの円周にはいくつか磁石が埋め込まれており、鉄心にコイルを巻きつけた「コア」を磁石が通過する度に発電されます。

ある空洞の鉄の筒にコイルを巻きつけ、筒の中で棒磁石を動かすとコイルに電気が流れ、棒磁石を出し入れすることで電流の向きが変わる・・・、昔学校の理科の実験でやった記憶ありませんか?オルタネータも同じ原理で電気を起こしているのです。コアに磁石が近づくと鉄心に磁界が生まれ、磁石の動き(変化)が磁界の変化となって電気を生み出しています。磁石が離れると電流の向きも逆になるため、電気の性質として「交流」となるのです。

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