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2年ぶりの大漁まつりでにぎわう
10月21日 12時47分

2年ぶりの大漁まつりでにぎわう
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東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で、去年は中止となった恒例の「大漁まつり」が2年ぶりに開かれ、多くの家族連れでにぎわっています。

石巻市の「大漁まつり」は、新鮮な魚を手ごろな価格で販売する毎年恒例のイベントですが、去年は震災の影響で中止となりました。ことしは復興に向けて市民を元気づけようと、石巻市や魚市場の担当者などで作る実行委員会が、石巻市渡波の屋外広場で2年ぶりに開きました。
震災の影響で営業を再開できていない水産加工業者も多く、震災前と比べると出店した店舗は6分の1ほどですが、会場は地元で取れたホタテやブリ、ワカメなどの新鮮な海産物を目当てに家族連れなど大勢の人でにぎわっています。夫婦で訪れた石巻市の80代の男性は「復興に向けて、祭りが開催されてうれしい。最高です」と話していました。
祭りの実行委員会の須能邦雄副会長は「開催できて本当によかったです。来年は、例年どおりの規模に戻せるように取り組みたい」と話していました。
この「大漁まつり」は午後2時まで開かれています。

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