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治療方法の紹介

PRP(多血小板血漿)治療〜筋肉・腱・靭帯・軟骨・骨の新しい治療

PRPを使った治療の特徴

アスリートの筋肉や靭帯のケガを、PRP治療で短期間の治療で回復。
さらに頑固なテニス肘、肩の腱板損傷、捻挫、半月版損傷などに対する治療にも効果があります。
そのほかに、軟骨修復や関節の痛みを軽減する効果もあります。
また、治療に使うPRPは自分自身の血液から作るので、アレルギーや拒絶反応などの心配をする必要がありません。


PRP治療について、PDFファイルにて詳しくご覧になれます。
「PRP治療」PFDファイル[PDF 2.75MB]

編集/板垣美穂子
デザイン/株式会社遠藤デザイン
原稿/乙野武彦
撮影/阪巻正志
イラスト/宮下やすこ



なぜPRPを使った治療が効果があるのか?

PRPには単に血小板が多く含まれるというだけでなく、様々な成長因子が含まれています。
その成長因子がダメージを受けた部分の修復に役立つと言われています。
成長因子が身体に働きかけて自己修復力を増加して治療を行う為、治療効果が出るまでに時間が必要な場合もあり、数週間から数か月かかることもあります。

PRP治療が効果がある病気・障害
ケガ: 捻挫、キズ、肉離れ、腱・靭帯損傷、骨折、偽関節(骨折が治らなかったもの)
肩 : 肩腱板損傷、変形性肩関節症、関節唇損傷、捻挫
肘 : テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)、靭帯損傷、捻挫
膝 : 変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷、捻挫
股 : 変形性股関節症、関節唇損傷
足 : 足底筋膜炎、アキレス腱損傷、アキレス腱付着部炎、捻挫、靭帯損傷
体幹: 肩コリ、頸椎捻挫、腰痛、椎間関節症、椎間板ヘルニア、仙腸関節症、肋間筋損傷


PRP治療効果の報告
  • 肉離れについては2倍の速度で治すことができたとの報告がある。
  • テニス肘については93%で痛みが改善し、94%の人がスポーツに完全復帰できたとの報告がある。
  • 足底筋膜炎については77.9%で痛みがなくなったとの報告がある。

PRP治療の料金

1部位 50,000円


PRP治療の流れ
  1. 治療に必要な分、血液を取ります。(1か所治療するのに30ml弱の血液が必要です。血液の状態によっては追加で採血が必要になる事があります。)
  2. 血液を遠心分離器にかけてPRPを作ります。(10ml血液から1ml程度のPRPを作る事ができます。)
  3. 損傷している部分にPRPと塩化カルシウムを混ぜた液体を直接注射します。(MRIなどで損傷している部分を確認した上で、損傷部分に注入します。)(血小板は固まる際に成長因子を出すため、血小板を固まらせる目的で塩化カルシウムを混ぜます。)

※PRP治療の副作用について
生命にかかわるなど、重大な副作用や後遺症の報告はありません。
治療の後、正常な反応として炎症が起こる為、数日間痛みを感じる事があります。



PRPと運動負荷

PRP治療には、もう1つポイントがあります。
それは、PRP治療後に適切な運動負荷がかけられるかどうかということです。
靭帯や腱、軟骨が再生する時、どのぐらいの運動負荷(伸び縮みや曲げ伸ばしなどの 動き)が加わったかによって、強度やしなやかさが変わります。
靭帯や腱は長い縦糸と短い横糸との組み合わせでできています。
靭帯や腱の強度は横糸の数と頻度で決まりますが、その数や頻度を決める要素の1つ が運動負荷です。
軟骨は表面にかかる圧力や摩擦で再生力が変わると言われています。
ですから、PRP治療後に適切な運動負荷をかける事が、組織の再生にはとても大切に なります。
もし適切な運動負荷がかけられなかった場合、動きの悪い靭帯や腱、滑りの悪い軟骨 になってしまう可能性もあります。
もちろん、強い痛みを感じている時には、無理に動かす必要はありません。
痛みが軽くなってきた時点から運動負荷がかけられれば問題ありません。
以上の事から、当院でお勧めするPRP治療の流れは以下のようになります。

  1. PRP治療を行う
  2. 1週間後に運動負荷を加え始める
  3. 週1程度のペースで運動負荷を加え続ける

当院でPRP治療を受けた方には、希望があれば無料で2回分の運動負荷を提供しています。



PRPとは

PRPはPlatelet Rich Plasmaを略したもので、日本語では多血小板血漿と呼ばれます。
血液は血漿、赤血球、白血球、血小板で構成されています。

血漿 :血液の液体部分のことで、様々な物質を含んでいます。
赤血球:身体に酸素を運ぶ働きをしています。
白血球:身体の免疫を担っています。
血小板:組織の修復などを行います。

通常、血液内での比率は 赤血球93%、血小板6%(200000個/μl程度)、白血球1%と言われていますが、この比率を変えて赤血球の量を5%以下にしたものをPRPと呼んでいます。 いわば、血液の血小板濃縮液のようなものです。



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PRPに関してのご相談・お問合せは、こちらからお願いいたします。

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