地方【なりすましウイルス】横浜の小学校襲撃予告 閲覧と同時刻 神奈川県警、明大生再聴取も視野+(2/2ページ)(2012.10.17 22:51

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地方

【なりすましウイルス】
横浜の小学校襲撃予告 閲覧と同時刻 神奈川県警、明大生再聴取も視野

2012.10.17 22:51 (2/2ページ)

 犯行声明とみられるメールでは、「明大生は掲示板に貼ったURLをたまたま踏んだ(クリックした)だけ」などと記述し、このURLにアクセスした男子学生のパソコンを操作する方法で襲撃予告の書き込みが行われたと説明している。

 県警はサイバー犯罪対策センターや少年捜査課の捜査員らを集めて専従班を編成。メールには詳しい手口のほか、公表されていない襲撃予告の全文も記載されるなど“秘密の暴露”が多く含まれることから、押収した男子学生のパソコンデータの詳しい解析を進めている。県警の久我英一本部長は17日の定例会見で、「慎重に調査しており、現段階ではコメントを控えさせていただく」と述べた。

 一方、この事件では、男子学生が県警の当初の調べに「不当逮捕だ」と否認していたが、送検後の横浜地検の調べに一転して容疑を認め、保護観察処分となった。横浜地検は「大阪などで関連事件の捜査中。個別の事案については何も言えない」と取り調べの詳細などは明らかにしていない。

     ◇ 

 「真犯人」を名乗る人物は都内の弁護士に送った「犯行声明」メールで、「私が関与した事件一覧」と題して以下の通り初めに横浜の事件について詳述している(小学校名は伏せた)。

   ×××

●6/29

横浜市ウェブサイトでの、保土ヶ谷区××小学校へ無差別殺人予告事件です。7月はじめに19歳明大生逮捕の報道がありました。この件は話題のトロイではなく、単なるJavascriptのクロスサイトリクエストフォージェリを仕掛けただけです。明大生は、掲示板に貼ったURLをたまたま踏んだだけです。以下がその内容の全文です。(この事件の報道では断片しか発表されていません)

 【横浜市のホームページに書き込んだとする小学校襲撃予告のタイトルや本文などを記載=略】

〈BR〉逮捕報道の2日後ぐらいに、全く同じ手口(CSRF)で横浜市サイトに告白文を送ったのですが、その後どうなったのかは報道が無いので不明です。

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