井上政典のブログ

歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。


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 コメントをたくさんいただきありがとうございました。本来ならば、一つずつお返事を出すようにしているのですが、今回は間に合いません。よって、この本文にてできるだけ答えていこうと思っています。

 まず最初に私の立ち位置をはっきりさせておきたいと思います。
 
 沖縄は日本の一部であり、先人達が命を懸けて守ろうとした場所です。沖縄にもたくさん友人がおりますし、福島をはじめとするいまたいへんな場所の一つであるという認識を持っています。

 さらに、女性を暴力で手篭めにするということは卑劣な犯罪であり、これを許すことなどありえません。さらに、私は神道を信仰しており、天照大神や宗像三女神は大切な心のよりどころで、女性を最高神とする神道的思考が世界を平和にするという考えを持っております。

 ある方から、沖縄は捨石にされたと書かれていましたが、私はそう思いません。沖縄は大切な日本の一部だし、日本の安全保障上たいへん重要な位置にあります。

 大東亜戦争時、アメリカのオレンジ作戦(日本侵攻計画)の計画書にも、日本の防衛要綱の中にも、沖縄が最終決戦地になるだろうと明記されているくらい地政学的に重要な場所です。

 そのため、沖縄防衛のために本土からたくさんの方々(私のおじさんも含めて)が送られました。そして特攻隊の方々も沖縄を、日本を守るために尊い命を捧げられました。当時、日本は軍官民一体となって沖縄を守ろうとしたのです。

 戦艦大和も、そのおなかには15万人分の歯ブラシや女性の生理用品さらに現金を積んで沖縄救援に向かいました。巡航速度で航行すれば二往復できるだけの燃料も積んでいました。

 片道燃料だけというのは、まったくのでたらめです。

 よく、ガマ(洞窟)に民間人が隠れていたら、日本軍がやってきて銃剣で追い出し、そして自分たちがその中に入ったという話を聞きますが、この兵隊さんたちはどこから来たのですか?と聞くと誰も答えてくれません。そしてその兵隊さんたちはどこに行ったのですか?と聞いても誰も答えてくれません。

 簡単です、この兵隊さんたちは前線から来たのです。アメリカ軍が侵攻してくるから住民に逃げろといって非難させたのです。そしてその兵隊さんたちは最後の一兵まで少しでも遠くに住民の方々を逃そうと戦って全滅したのです。

 この話はもう三十年ほど前に沖縄旅行の際に土地の古老の方から聞いた話です。私達は一緒に戦ったと胸を張って言われていました。

 日本の兵隊さんたちは、沖縄および日本のために立派に戦いました。たまには卑怯な軍人もいたかもしれませんが、大多数の日本軍の将兵は立派に戦い死んでいったのです。それを見ていた現地の人たちも、自分たちもと言って尊い命を沖縄を守るために投げ出されたのです。

 繰り返します、当時沖縄で軍官民が一体となって戦ったのです。

 日本国は、沖縄を見捨てたことはありません。

 米軍基地が沖縄にあるのは、憲法9条のせいです。日本は憲法で自分の国を自分で守れないように縛っています。私も沖縄に米軍基地があるのは反対です。ここは日本だから日本人の手で守る!としたいのです。

 でも、現時点ではこれは机上の空論であり、歯がゆいけれどアメリカ軍に日本の防衛の後ろ盾になってもらわねばならない現実があります。

 地政学的に、戦略的に現在アメリカの極東戦略の一端を同盟国日本としては担わねばならない現実があるのです。これは軍事力をアメリカに頼らざるを得ない現状に置いてはなくなく受け入れなければならないと思います。


 自分の町にもたくさんの外国人がいますが、ほとんど民間人です。軍人だらけだったらさぞかし異様な光景かと思って沖縄の複数の友人に聞いてみると、「そんなことはない、彼らは町に同化しているよ」と答えてくれました。

 辺野古の海兵隊基地周辺の町でも、戦後この町が自ら名乗りあげて基地を誘致し、当時ベトナム戦争に出征していく兵士たちを住民が送別会をして送り出したという話を産経新聞で読んだことがあります。

 いろんな悪いこともあるでしょう。でも、CHINAの脅威の前には現在のアメリカ軍の力が必要なのです。尖閣諸島が日米安保の対象になるかどうかをアメリカ側から引き出してほっとしているのが日本の現状です。

 悲しいです。こういう祖国が。でも、現実問題としていまはそうせざるを得ないのです。憲法を改正し今後20年かけて日本の防衛力を整備して行かねばならないと思っています。そうすれば沖縄からアメリカ軍の基地は無くせるでしょう。

 そういう意味で、沖縄の人たちの基地をなくすという気持ちと私の気持ちは一緒ですよ。

 私達は戦争をしたくなくても相手が吹っかけてきた時に、ちゃんと対処できるように準備しておかねばなりません。それは、すぐにできることではなく、日々の努力が重要になってきています。

 そして歴史上、軍事バランスが崩れた時に戦争が起こっているということを知らねばなりません。

 沖縄のクラブ関係の仕事をしている人のコメントで、その人の周りだけで一年間に十人以上の米兵による強姦事件が起こっているそうです。本当にひどいことですね。

 でも、それらの事件は一切報道されず、どうして今回の件だけが大々的に報道されたのでしょう?それが不思議であると指摘しています。

 強姦問題ではありません。ここ福岡で、強姦問題が起こっても新聞の一面は飾りません。そのことを指摘しているだけですよ。 

 沖縄は大切な日本国の一部です。私達の同胞です。それをどうして見捨てることができましょうか?

 旧式で今にも落ちそうなCH46ヘリコプターよりも、最新鋭のMV22オスプレイのほうがいいでしょう。だれでも車はビンテージカー以外は新車のほうが故障も少なく安全対策も良くなっているし、気分も違うでしょう。なぜそれに反対するのかもわかりません。

 基地の固定化につながると言う意見もありましたが、輸送機が配備されてなぜそれが固定化というのでしょう?日米合意で辺野古に新飛行場を作ろうとしているのを妨害している人たちもいます。辺野古に移れば普天間基地の周辺は安全になるのではないでしょうか?

 そうすると、また移転反対運動が起きるという面妖な場所ですよね。

 私は強姦奨励者でもないし、それを容認する考えもこれっぽちも持ちません。どうしてこんないい人を悪く言うのか不思議ですね。

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