和歌山県紀の川市で信号待ちをしていた小学２生年の女の子２人に軽自動車が突っ込みました。

１人が意識不明の重体です。

１７日午後３時ごろ、和歌山県紀の川市粉河の県道の横断歩道で信号待ちをしていた女の子２人に軽自動車が対向車線を越えて突っ込みました。

消防によりますと、この事故で近くの小学校から下校途中だった２年生の女の子（８）が意識不明の重体です。

もう１人（７）は、車の後部とガードレールに挟まれ、右肩にケガをしました。

軽自動車を運転していたのは、紀の川市に住む７１歳の女性で、骨盤を骨折したとみられ、重傷です。

警察は女性の容態の回復を待って自動車運転過失致傷の疑いで事情を聞く方針です。

京都府亀岡市で、無免許で車を運転し１０人を死傷させたとされる
少年の裁判で、検察側が遺族らの悲痛な想いを読み上げました。
ことし４月、少年（１８）は亀岡市で無免許で車を運転し
通学中の小学生ら１０人を死傷させた
自動車運転過失致死傷などの罪に問われています。
１７日、検察側は亡くなった３人の生前の写真を
スクリーンに映しながら、供述調書を読み上げ
遺族らの当時の悲痛な想いを訴えました。

【娘を亡くした中江美則さん】
「加害者本人はちらちらは見てましたけど、
　僕らが一生懸命さらけ出して見せてる調書を本当は見せたくない」

【妹を亡くした中江龍生さん】
「僕らが中身をさらけ出していることを重く受け止めてほしい」

次回は来月７日に、少年の被告人質問が行われる予定です。

和歌山県紀の川市で下校途中の小学２年生の女の子２人に軽自動車が突っ込みました。
１人が意識不明の重体です。

17日午後３時ごろ、和歌山県紀の川市粉河の県道で、歩いていた女の子２人に軽自動車が突っ込みました。

２人は近くの小学校に通う２年生で、病院に運ばれましたが１人は意識不明の重体、もう１人は右肩にけがをしています。

警察によりますと２人は下校途中で、横断歩道上ではねられたという情報もあります。

軽自動車を運転していたのは紀の川市に住む71歳の女性で、骨盤を骨折したとみられ、病院で手当てを受けているということです。

ことし５月、滋賀県湖南市で住宅が全焼し、親子３人が死亡した住宅火災で、警察は同居していた66歳の祖母を放火の疑いで逮捕しました。

「自宅の居間に火をつけた」

警察に対しこう話したのは、亡くなった娘と孫２人と同居していた依田好子容疑者（66）。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されました。

ことし５月、湖南市で木造２階建ての住宅が全焼した火事では、焼け跡から高校２年生の太田玲菜さん（16）、妹で中学２年生の郁乃さん（13）、そして２人の母親、奈弓さん（43）の３人が遺体で見つかりました。

警察によると依田容疑者は、未明に起きた火事にもかかわらず、出火直後に靴を履き、外出用の服を着ていたうえ、現金が入ったカバンを持っていたということです。

警察は失火と放火の両面で太田さんの親族から事情を聴き捜査を続けていて、16日、依田容疑者が犯行を認めたため、逮捕しました。

【一家を知る人】
「（依田容疑者は）几帳面で優しい人だった。（依田容疑者が）孫（郁乃さん）の服を取りあげたり、パソコンも壊してたり、娘（奈弓）さんとも大喧嘩していた」

調べに対し依田容疑者は「３人に対して申し訳ないことをした。家族への不満や自分自身に対し、イライラする気持ちがあった」と供述しています。

兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、見つかった３人の遺体のうち２人は、高松市内に住んでいた男女の遺体の可能性が高いことがわかりました。
そして、その男女の親族が17日、事件の主犯格とされる女について話しました。

尼崎市の住宅の床下から次々と見つかった３人の遺体。

司法解剖の結果などから、このうち２人は、香川県高松市に住んでいた29歳の女性と、そのおじとみられることがわかりました。

鍵を握るとみられるのは角田美代子被告（64）。

角田被告の関係者が警察に、「この３人は殺害された。ほかにも３人が殺害され、１人はドラム缶にコンクリート詰めにされて兵庫と岡山の県境の海に棄てられ、もう１人は香川県高松市に埋められた」と証言していることがわかりました。

警察は、このどちらかが、遺体が見つかった尼崎市の住宅に住んでいた女性（87）である可能性が高いとみています。

なぜ角田被告の周辺で、遺体や行方不明者が次々と出てくるのか…。

香川県高松市に住む不明女性の戸籍上の親族が、角田被告らの行動について証言しました。

【不明女性の親族】
「酒飲んで昼はよそに遊び行って、晩には戻ってきてやかましくてみんな呼んで説教して…。ほんだけ地獄じゃった」

この男性や関係者の話によると、角田被告のいとこを高松市に住む男性が預かったことから問題が起こりました。

角田被告はこのいとこを巡り男性とトラブルになり、知人と共に男性の家に押しかけ、約40日間、居座り続けました。

【近所の人】
「金目当て住みついているという話を聞いた。７〜８人くらいか、10人くらいおったのかのう」

この一家のうち、男性の次女が角田被告の長男と結婚しましたが、次女は角田被告らと一緒になって男性を脅したといいます。

その後、この男性と妻は家を出て、長女と叔父は角田被告らに連れて行かれて行方不明に。

この２人は尼崎の民家で遺体で見つかった人物と見られます。

【不明女性の親族】
「娘が叩いていた。お父さんのやり方が悪いって。やり方が悪いっていうのは、お金の段取りが悪いということ。（男性は角田被告らに）裸にさせられた。涙流して来てくれなかったらご飯も食べられず、着るものも着られないと。長女らは（角田被告に）連れて行かれた。金づるを捕まえておかなと…」

殺害されたという証言がある６人について、何らかの事情を知っていると見られている角田被告。

今後、警察は見つかった遺体の身元の確認を急ぐとともに、コンクリート詰めにされた可能性がある遺体が棄てられた場所の特定を進める方針です。

滋賀県と県内の自治体が関西電力に求めている原子力発電所の安全協定について、関西電力は17日、立地自治体に隣接していない自治体とは協定を結ばない考えを示しました。

滋賀県と高島市、長浜市は、福井県にある関西電力の原子力発電所の30km圏内に位置していることから、事故の際に自治体の職員が原発に立ち入れることなどを含む「安全協定」を結ぶように求めています。

これに対し関西電力は17日、「長浜市はいずれの原発立地自治体とも隣接していない」として、安全協定の対象から外す考えを示しました。

長浜市は美浜原発から15kmしか離れていません。

【長浜市の担当者】
「福島の事故をみても行政区域で被害は決まるものではない。最低でも防災地域の基準の30kmを目安にして協定の地域を決めてほしい」

また、嘉田由紀子知事は「到底納得できない。関電に再考を求める」と話しています。

60年の歴史を誇る日本で最も古い北海道物産展が、大阪・なんばの高島屋で始まりました。
今年は物産展の歴史を味わえるメニューも販売されています。

「毛ガニ」に「いくら」。

おなじみ北海道の特産品が所せましと並びます。

60年前に日本で初めて北海道物産展を開いた高島屋大阪店。

今では一番人気のイベントで、17日朝から多くの客で賑わいました。

【客】
「新聞で60周年って書いてあったんで、そんなに昔からやってるんだなって」
「毎年来てます。いっぱい買いました」

60年前は、北海道から約１週間かけて食材を塩漬けなどにして常温で運んでいました。

会場には、その当時の味を再現した海鮮丼と、最新の技術で冷蔵して運んだ、生の食材で作った海鮮丼が一つになった弁当も。

【記者】
「半分が60年前の味を再現した食材です。しっかりとした塩漬けになっています」

また、物産展60年の歴史の中には、食卓に大きな影響を与えた物もあります。

ししゃもです。

ししゃもは、北海道では畑の肥料にされていましたが、昭和28年の物産展で販売したところ人気が出て、日本中で食べられるようになったということです。

この物産展は、高島屋大阪店で今月28日まで開かれています。

日本維新の会代表の橋下市長は、次の衆議院選挙に向けた立候補予定者の２次募集を実施する方針を明らかにしました。

【日本維新の会代表・橋下徹大阪市長】
「１次候補の中でも素晴らしい人材がたくさんいるそうですが、もっといい人材を多く集めたいと」

橋下市長は１７日朝、このように話し、次の衆議院選挙の立候補予定者について、対象を限定せず新たに募集する考えを示しました。

日本維新の会は、すでに維新政治塾の塾生や政治・行政の経験者を対象に立候補予定者の募集を行い、書類選考を通過した450人を対象に先週から面接を始めています。

一方で橋下市長は以前から、基準を満たす人材が足りなければ追加募集をおこなう考えを示しています。

立候補予定者の公認は、来月以降になる見通しです。

原子力規制委員会は、活断層の可能性が指摘されている大飯原子力発電所内の断層について、来月２日に現地調査を行うことを決めました。

福井県の大飯原発には、再稼働した３・４号機と１・２号機の間に「破砕帯」と呼ばれる断層があり、専門家から活断層の可能性が指摘されていました。

このため規制委員会は、来月２日に現地調査を行うことをきめました。

来月４日には、調査結果を踏まえて会合を開く予定で、活断層と判断された場合は、大飯原発の運転ができなくなる可能性もあります。

兵庫県尼崎市の住宅から３人の遺体が見つかった事件で、主犯格とされる女の関係者が「他にも、３人の遺体がドラム缶にコンクリート詰めにされ、兵庫と岡山の県境の海などに棄てられた」などと証言していることが分かりました。

兵庫県尼崎市の住宅で床下から３人の遺体が見つかった事件で、事件の鍵を握るとみられるのは、別の死体遺棄事件で起訴されている角田美代子被告（６４）です。

警察の調べで、角田被告の関係者が「他にも３人が殺害された」「１人はドラム缶にコンクリート詰めにされて兵庫と岡山の県境の海に遺棄され、もう１人は香川県高松市に埋められた」と証言していることが新たに分かりました。

警察は、このどちらかが、遺体の見つかった尼崎市の住宅に住んでいた女性（８７）である可能性があるとみています。

また警察は、司法解剖の結果などから尼崎市の住宅で見つかった遺体はこの住宅に住む女性の孫娘（２９）と、そのおじ、角田被告の兄の交際相手（７１）である可能性があるとみています。
今後、警察は見つかった遺体の身元の確認を急ぐとともに、コンクリート詰めにされるなどした遺体が棄てられた場所の特定を進める方針です。

先月、兵庫県姫路市の日本触媒の工場で３７人が死傷した爆発事故で、警察と消防は、１７日朝から現場検証を始めました。

爆発事故があった「日本触媒姫路製造所」では、１７日午前１０時から警察と消防・合わせておよそ５０人態勢で現場検証を行っています。

この工場では先月２９日、アクリル酸のタンクが爆発し、消防隊員１人が死亡、３６人が重軽傷を負いました。

当時、消防への通報はタンクの白煙を確認してからおよそ５０分かかっていて、警察は業務上過失致死傷の疑いで捜査しています。

現場には広範囲にわたってアクリル酸などが散乱していて、これまで危険物の除去作業が進められていました。

現場検証は１週間以上かかる見込みで、警察と消防は事故原因の解明と安全対策に問題がなかったか調べる方針です。

１６日夜、阪神電鉄淀川駅で中学３年の女子生徒が電車と接触して死亡しました。警察は自殺とみて捜査してます。

１６日午後８時半過ぎ、大阪市福島区の阪神電鉄淀川駅で、通過中の急行電車に「人が飛び込んだ」と通報がありました。

電車と接触したのは、神戸市内に住む中学３年の女子生徒（１５）で、その場で死亡が確認されました。

調べによりますと、運転士は線路に人が立っているのに気づき急ブレーキをかけましたが、間に合わずに接触したということです。乗客にケガはありませんでした。

母親によりますと、女子生徒は「学校の音楽コンクールの練習がうまくいっていない」と悩んでいて、１６日夜、塾に行ったあと行方が分からなくなっていたということです。

今のところ遺書などは見つかっていませんが、警察は自殺とみて調べを進めています。

関西テレビの「スーパーニュースアンカー」で去年放送したニュース特集が、ＡＢＵ（アジア太平洋放送連合）のテレビニュース部門で最優秀賞を受賞しました。

ＡＢＵの今年の授賞式は、韓国・ソウルで行われ、関西テレビの作品がテレビニュース部門の最優秀賞を受賞しました。

作品では、京都を中心に傷ついた野生動物や捨てられたペットの保護に務める一方で、全国の小中学校で命の尊さを教えてきた有城覚さんの活動を追いました。

有城さんを長年支えた妻も認知症を患い、自らもガンに冒され余命２年と宣告されますが、その命を振り絞るように、有城さんは命の授業１０００回を目指します。

ＡＢＵ賞は、テレビとラジオの１３部門で行われるコンテストのそれぞれの最優秀作品に贈られるもので、関西テレビの受賞は去年に引き続き、２年連続となりました。