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奈良県の中高生 2903人が「いじめ受けた」と回答 
兵庫県播磨町でひき逃げ 74才の女性が重体
演出家男性の起訴、取り消し
尼崎連続死体遺棄 ”支配”の実態を関係者が証言
橋下市長「週間朝日の次号のおわびを見て取材対応を判断」
藤城清治さんの版画展
兵庫・養父市でもコウノトリの飼育を開始
大学職員殺害事件 男が前夜の投石も認める
川西市いじめ問題 第三者機関が調査開始
京都の和菓子店 約1億8000万円所得隠し
施設に入所した子を連れ戻した実母ら逮捕
後部座席シートベルト 50人に誤って反則キップ
最終更新日時:2012年10月20日 03:15
 

奈良県の中高生 2903人が「いじめ受けた」と回答 

全国で「いじめ」相次ぐのを受け調査
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奈良県が県内の中学・高校生を対象にいじめに関する調査を行った結果、2903人が「いじめを受けた」と回答したことが分かりました。

全国でいじめが相次いでいることを受け、奈良県は県内の中学・高校生を対象にいじめに関するアンケート調査を行いました。
アンケートでは全体の4パーセント弱となる2903人が「ことし4月以降にいじめを受けた」と回答しました。
最も多かったのは「悪口を言われる」という回答で「無視される」「遊ぶふりをして叩かれたりする」という回答が続いています。
また、文部科学省が奈良県の小・中・高校に行った調査の結果、「身体の安全がおびやかされる恐れがある事案」が5件あったということです。
奈良県教育委員会は「全体の3分の2が解決しているが調査を続けていじめの把握・根絶に努めたい」と話しています。
( 2012/10/20 3:14: 更新)
兵庫県播磨町でひき逃げ 74才の女性が重体

逃げたのは、紺色に近い青っぽい2トン程のトラック
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19日午前、兵庫県播磨町の県道を横断しようとした74才の女性がトラックにひき逃げされました。
女性は、意識不明の重体です。
19日午前10時ごろ、播磨町野添の県道で「女性が横断しはじめてすぐトラックとぶつかって転倒した」と事故を目撃した男性から警察に通報がありました。
この事故で、播磨町の無職・岡田照代さん(74)が病院に運ばれましたが、頭などを強く打ち、意識不明の重体です。
現場にはブレーキの跡がなく、トラックは岡田さんをはねた後止まらずにそのまま逃走しました。
警察によりますと、逃げたトラックは、およそ2トンの大きさで紺色に近い青っぽい車体でした。
現場は横断歩道がない片道二車線の通行量の多い道路で、警察はひき逃げ事件として調べを進めています。
( 2012/10/20 3:12: 更新)
演出家男性の起訴、取り消し

4警察が合同捜査本部を設置
ウイルスによるパソコンの遠隔操作で大阪市のホームページに殺人予告が書き込まれた事件で、大阪地検は19日、演出家の男性の起訴を取り消しました。

ことし7月、大阪市のホームページに殺人予告が書き込まれた事件で、アニメ演出家の北村真咲さん(43)が逮捕、起訴されました。

しかし、北村さんのパソコンがウイルスに感染し、別人に遠隔操作されていた疑いが強まったとして、大阪地検は19日、起訴を取り消しました。

大阪地検は「新種のウィルスの存在は、予想を超えていた」とコメントしていますが、北村さんは「一連の捜査に今も納得できない」ということです。

異例の起訴取り消し。
全国的にも捜査がやり直されています。

【小平忠正 国家公安委員長】
「誤認逮捕と認めたから謝罪したわけですね」

大阪以外に、警視庁と三重、神奈川の警察が逮捕した3人についても、同じような遠隔操作が明らかに。

三重県警は誤認逮捕だったことを認め、男性に謝罪しました。

そして、4つの警察は19日に合同捜査本部を設置し、真犯人特定に向けた捜査を改めて進めています。

【小平忠正 国家公安委員長】
「ウイルスの侵入をしっかり把握できなかったことに起因している。当時そこまで勘がいかず、誤認逮捕の結果に結果的になってしまった、残念なことです」

大阪府警も北村さんの逮捕を「誤認逮捕」と認め、今後謝罪する方針で、「真犯人を捕まえることによって本当の意味で北村さんの潔白が証明される」とコメントしています。
( 2012/10/19 19:16 更新)
尼崎連続死体遺棄 ”支配”の実態を関係者が証言

角田美代子被告(64)
兵庫県尼崎市の連続死体遺棄事件で、2人目の遺体の身元が、行方不明になっていた71歳の女性であることがわかりました。
そして、主犯格とみられる女が周囲の人間を支配する実態を、関係者が証言しました。

尼崎市の住宅の床下から見つかった3人の遺体。

このうちの1人が、行方不明になっていた安藤みつゑさん(71)であることが19日、新たにわかりました。

安藤さんは、この事件の鍵を握るとみられる角田美代子被告(64)の兄の交際相手で、遺体に目立った外傷はないということです。

また18日に身元が確認された香川県高松市の谷本隆さん(68)の遺体は、司法解剖の結果、頭と足の皮膚が変色していて、殴打された疑いもあるということです。

角田被告の関係者の話では、尼崎市の住宅で見つかった3人のうち、残るもう1人の遺体は、谷本さんの姪の茉莉子さん(29)とみられています。

親族らによると、谷本さんと茉莉子さんは角田被告とその知人に脅され、尼崎市に連れ去られたということです。

「アメとムチを使いながら巧みにおばさん(角田被告)の思い通りに話を持っていく。むこうの言いなりに動かざるを得ないというか、対応せざるを得ない状態にどんどん追い込まれる」

こう話すのは、別の死体遺棄事件で角田被告とともに逮捕、起訴された川村博之被告(42)の親族です。

角田被告は、川村被告の勤める電鉄会社にクレームをつけたことをきっかけに親しくなり、最初は優しく川村被告の相談に乗っていましたが、ある時に態度が変わったといいます。

【川村被告の親族】
「正直、もう人間として扱われていないくらいひどい扱いでした。毎日のように殴られていました。そこから飛び降りろとか平気でいう連中」

角田被告は、川村被告やこの親族を自宅マンションに呼びつけ、気に入らないことがあると、いとこの李正則受刑者(38)に川村被告を殴るよう指示したといいます。

【川村被告の親族】
「あからさまに財産を取るということが見えたら僕らもすぐに警察に駆け込めるが、自分では何もしない。自分の思いを相手にさせる。おばさん(角田被告)が何を望んでいるか、どうすれば解決するかとか…極悪なことしか考えなくなるぐらい、すごく追い込まれた」

こうして川村被告は角田被告の指示に従うようになり、退職金を角田被告に渡したうえ、別の死体遺棄事件に関わったとみられます。

【記者】
「ターゲットにした人物とその親族を巻き込み、自分の言いなりになる人物には優しい顔も見せる…、周辺の複数の人物の証言からも『アメとムチ』を使って金を脅し取っていたことがうかがえる角田被告。その暮らしぶりは豪華なものでした」

【角田被告を知る人】
「絶対ブランドやな、高そうな服やなというのはわかりました。指輪を親指以外、全部はめていて、指が折れるんちゃうかというぐらいデカかったです。外に出る時も、大名行列みたいで取り巻きがすごい」

「喋らなくても威圧感があった」という角田被告に、近所の人は挨拶だけは欠かさなかったといいます。
すると…。

【角田被告を知る人】
「(角田被告に)『あんたはちゃんと挨拶してええ子やな』と言われた。『あんた何が好きや、甘いもん好きか、ケーキとか好きか、今度うちにおいで』って。『ありがとうございます』って逃げましたけど、今考えたらぞっとしてます」

角田被告の周辺では、わかっているだけでまだ6人が行方不明で、角田被告の関係者は「安藤さんや谷本さんら合わせて6人が殺害されて棄てられた」と話しています。
( 2012/10/19 19:24 更新)
橋下市長「週間朝日の次号のおわびを見て取材対応を判断」

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大阪市の橋下市長は、自身の家系に関する記事を掲載した週刊朝日が謝罪コメントを出したことについて19日、現時点では親会社の朝日新聞の取材を拒否する考えに変わりはないと話しました。

橋下市長は、今週発売された週刊朝日が「市長の父親の出身地には被差別部落がある」などと報じたことから、発行元の朝日新聞出版と、親会社である朝日新聞の取材に対し、質問に答えない考えを示しています。

朝日新聞出版は18日夜、「不適切な記述が複数あった」として、次号に「おわび」を掲載するとの謝罪コメントを出しました。

これに対し橋下市長は19日、次のように話しました。

【大阪市・橋下徹 市長】
「次号に(おわびを)掲載するという謝罪ではなくコメント。次号どういう形の内容になるのかをみてみたいと思う」

橋下市長は週刊朝日の次号のおわびを朝日新聞グループ全体の見解として受け止めるとして、「現時点では朝日新聞の取材を拒否する考えに変わりはない」と話しました。
( 2012/10/19 19:20 更新)
藤城清治さんの版画展

光と影のシンフォニー
光と影を操り独自の世界観を描く影絵作家、藤城清治さんの作品を集めた展覧会が、大阪市内で開かれています。

津波で被災した南三陸町の防災対策庁舎を描いた作品…。
優しい光が差し込みます。

ことしで米寿を迎える影絵作家の藤城清治さんは、片刃のカミソリを手に60年以上にわたって数々の影絵や版画作品などを生み出してきました。

会場には、藤城さんの特徴である空想の世界を表現した作品のほか、東日本大震災の被災地で描れた作品など約200点が展示されています。

【藤城清治さん】
「影絵をやっていると、光と影は人生そのものだと実際に感じてくるんですよね。いろんな人の思いや悲しみや、かつての楽しさが含まれているものを描いていきたい」

光と影のシンフォニーを楽しめるこの展覧会は、大丸梅田店で今月22日まで開かれています。
( 2012/10/19 19:17 更新)
兵庫・養父市でもコウノトリの飼育を開始

来年夏ごろ、ヒナを放鳥予定
兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園は、来年度から新たにヒナを放す養父市などでコウノトリのペアの飼育を始めました。

19日、養父市では地元の人が見守る中、コウノトリの郷公園から運ばれてきたペアのコウノトリがゲージに移されました。

これまで豊岡市内では放鳥されたコウノトリを含めて約60羽が自然界で過ごしていますが過密状態になり、生息地域を広げるために他の地域でも放すことにしました。

養父市と朝来市では来年夏ごろに、ペアのコウノトリから生まれたヒナを自然界に放す予定です。
( 2012/10/19 16:36 更新)
大学職員殺害事件 男が前夜の投石も認める

近く器物損壊でも追送検へ
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京都市左京区で大学職員の男が同僚の男性を殺害した疑いで逮捕された事件で、男が事件の前日に男性の車にコンクリート片を投げたことを認める供述をしていることがわかりました。

同志社女子大学の職員、天野祐一容疑者(59)は先月21日未明、京都市左京区の路上で、同僚の荒川孝二さん(36)を刃物で刺して殺害した疑いが持たれています。

その後の調べで、天野容疑者が事件の前日、荒川さんの車がコンクリート片で傷つけられた事件についても認める供述をしていることが新たにわかりました。

同僚の女性にストーカー行為をしていた天野容疑者は「女性が荒川さんに相談したことに嫉妬した」という内容の供述をしていて、女性への執着心から犯行に及んだものとみられています。

警察は近く、天野容疑者を器物損壊容疑で追送検する方針です。
( 2012/10/19 12:12 更新)
川西市いじめ問題 第三者機関が調査開始

いじめの実態だけでなく、学校の対応も調査
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兵庫県川西市で自殺した男子高校生がいじめを受けていた問題で、市の第三者機関が遺族の申立てを受け調査を始めることを正式に決定しました。

先月自殺した川西市の高校2年の男子生徒(17)は、同級生から「虫」や「菌」と呼ばれるなどいじめを受けていたことがわかっています。

男子生徒の両親は、自殺後も学校から十分な説明が無かったとして、市の第三者機関・「子どもの人権オンブズパーソン」に事実関係の調査を申し立てていました。

オンブズパーソンは両親から8回にわたって事情を聴いたうえで男子生徒の権利が十分保護されていなかった恐れがあるなどと判断し、調査を行うことを正式に決定しました。

調査はいじめの実態だけでなく学校の対応についても行われることになります。

男子生徒の父親は「事実を明らかにしたうえで再発防止に生かしてほしい」と話しています。
( 2012/10/19 12:11 更新)
京都の和菓子店 約1億8000万円所得隠し

既に重加算税などの納付を済ませる
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幕末に活躍した新撰組の発祥の地として知られる「八木家」が経営する京都の和菓子店が、大阪国税局に7年間で約1億8000万円の所得隠しを指摘されていたことがわかりました。

関係者によりますと、京都鶴屋鶴寿庵は茶菓子代込みで八木家を1人1000円で公開していて、この八木家の入場者数を一昨年までの7年間実際より少なく申告し、約1億8000万円を売り上げから除外していました。

税務署員が張り込んで入場者の数をチェックして過少申告を突き止めたということで、大阪国税局は悪質な隠ぺいを伴う所得隠しと判断しました。

京都鶴屋鶴寿庵は既に、重加算税など約6000万円の納付を済ませていて「拝観料は市の文化財である建物の修繕費などに使っていた。認識不足があった」とコメントしています。
( 2012/10/19 12:10 更新)
施設に入所した子を連れ戻した実母ら逮捕

男の子の入所していた施設(和歌山市)
児童福祉施設に入所中の小学生の男の子を、警告に従わずに自宅に連れ戻したとして和歌山県に住む実の母親らが逮捕されました。

未成年者略取の疑いで逮捕されたのは、和歌山県紀の川市の無職美濃田こずえ容疑者(32)と友人の林敏征容疑者(51)の2人です。
2人は今月14日午後4時半ごろ、和歌山市内の児童福祉施設に入所していた小学生の男の子を職員の警告に従わずに美濃田容疑者の自宅に連れ戻した疑いがもたれています。
男の子は美濃田容疑者の息子で、2人と自宅にいるところを保護されましたが、けがはありませんでした。
警察の調べに対し、2人は「親権があり、連れ去りではない」と容疑を否認しています。
( 2012/10/19 6:30: 更新)
後部座席シートベルト 50人に誤って反則キップ

奈良県警「確認不足が原因」
奈良県警は、後部座席のシートベルトの装着を免除されている車両を運転していた50人に対し、誤って反則キップを交付していたと発表しました。

後部座席のシートベルト装着は、2008年の道路交通法改正で義務付けられましたが、後部座席の折りたためるワンボックスカーなどは免除されています。

奈良県警は2008年から今年までに装着を免除された車両を運転していた50人のドライバーに対し、誤って装着義務違反の反則キップを交付していたと発表しました。
奈良県警は「確認不足が原因だった」としてすでに全員に事情を説明して謝罪し、違反点数や講習手数料を返還したということです。
奈良県警の田原康弘交通指導課長は「今後このようなことがないよう指導の徹底に努めたい」とコメントしています。
( 2012/10/19 6:28: 更新)


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