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南城「字つきしろ」誕生 混在の3字を統一2012年10月19日  このエントリーをはてなブックマークに追加

 【南城】三つの字が混在することでさまざまな問題が発生していた南城市佐敷の住宅街「つきしろの街」は、2013年4月1日から字界を統合し、「南城市字つきしろ」として新たなスタートを切る。
 つきしろの街は同市佐敷字佐敷、同市知念字志喜屋、同市玉城字垣花と三つの字が混在し、現在約400世帯、約千人が生活している。ごみの回収日や郵便番号が違うことによる遅配・誤配など、字が異なることで不便が多く、住民からは字界の統合を求める声が多かった。
 これを受け、新城辰夫自治会長は11年6月から市と話し合い、「つきしろ自治会字界統合検討委員会」を発足させ、住民説明会の実施など、字界統合を進めてきた。
 06年に4町村が合併した際に同市は住所の表記は、順番に市名、旧町村名の後に字名とすることが協定事項となっていた。だが、つきしろ自治会の苦しい現状などを考慮し、市は南城市字つきしろとすることを認めた。
 12年9月の市議会定例会で、字の新設および区域の変更に関する議案が通過し、正式に決定した。今後、郵便番号の変更、統一などの手続きを進めていく予定。
 新城区長は「住民のほぼ100%が統一を求めており、民意だったと言って良い。市の担当者には本当に感謝している」と喜びを語った。字界統合・字名変更を記念した祝賀会が20日午後5時からつきしろ公民館で予定されている。


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