サンフレユース名鑑


監督&コーチ

森山 佳郎
監督
2002年より中村重和氏のあとを受けて、コーチから監督就任。
サッカーで無名の熊本二高から、一般入試で筑波大学に入学。部活の後、ファミレスで深夜バイトをしながら学費を捻出するなど、苦学しながらも4年生でレギュラーの座につき、活躍。今西さんに誘われマツダに入社、J発足後はサンフレッチェの燃える右サイドバックとして、日本代表に選出されるまでの活躍を見せる。その後、横浜F、磐田、平塚などのチームを経るが、99年膝の故障により選手生活を断念。指導者の勉強のため、留学の準備を整え、引退の挨拶に今西さんの元を訪れると、コーチに誘われ、英留学を取り止め、ユースコーチに就任。そして監督へ。監督を引き継いだ2002年、いきなりJユース杯準優勝、03、04には2冠を成し遂げ、いつのまにかユース界切っての名将に。ゴリさんのもとで育った選手は、柏木・槙野・平繁・高萩・高柳など、サンフレッチェを支える選手も数多くいる。
佐藤 一樹
コーチ
前橋商業から筑波大学進学、横浜フリューゲルスに入団し、1年目からレギュラーで大活躍。三浦淳とともに、フリューゲルスの両翼と並び賞されるが。プロ2年目に、フリューゲルス球団消滅という事態に見舞われる。その後、マリノス、サンガ、トリニータ、マリノス、サンフレッチェ、横浜FCと6度もの移籍を繰り返しながらプロを9年続け、最後は原点、横浜FCで現役を引退。サンフに選手として在籍したのはわずか1年で、リーグ戦出場も無かったが、サテライトでは大声で叱咤し若手を鼓舞、現役引退後にはそういったプロとしての姿勢や、真面目な人間性が評価され、すぐにサンフユースコーチに就任、指導者としての新たな人生をスタート。
ユースコーチ1年目は、ゴリ監督のサポートをしながら、Bチームを指導や、Aチームのサポートをしたり、運営事務もこなす多忙な日々を送る。きめ細やかな指導と、親しみやすい人柄はユース生もすぐに受け入れられ、「カズキーニョ」という愛称もついている。
雨野 裕介
コーチ
サンフレユースOB。ユース時代は、将来を嘱望されながら、足首の大怪我で高校を1年休学するなど不運に見舞われ、1年遅れで高校卒業後、桐蔭横浜大学に進学。その後、SC鳥取へ。ボランチ、ウィングバックとして活躍する傍ら、学校に勤務。現役引退後の2004年、サンフレユースにコーチとして迎えられる。三鷹コーチばりの白い歯の光るさわやかな笑顔は、保護者、サポーターにひそかな人気を集めていた、が昨年、めでたくご結婚。影で多くのファンが涙したらしい(笑)。選手のよき兄貴分でもあるが、時には厳しく指導する姿も。穏やかな笑顔の裏には、熱いハートも間違いなく隠されている。
加藤 寿一
GKコーチ
藤枝東から筑波大学進学、サンフレッチェにGKコーチとして入団されたのは95年。08年より、ユース専属のGKコーチに就任。


中三生

31  桜井 涼 GK
神奈川県横浜市立南戸塚中学校サッカー部出身
手足が長く、俊敏な反応を示すGK。10球団くらいの競合の末、サンフレッチェを入団先に選ぶ。加藤コーチのもと、優秀なGKに育って欲しい。
33  荒井 優輝 DF
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
長いロングパスを得意とする、強さとリーダーシップを兼ね備えたCB。この学年のリーダー候補としても期待がかかるDF。
32  宗近 慧 DF
サンフレッチェびんごJrユース出身。
圧倒的な高さと強さを保持する、身体的にも恵まれたCB。ユースのスピードに慣れてくれば、1年生からでも出場機会のありそうな期待株。
24  野口 大輔 MF
福島県Jヴィレッジスポーツクラブ
ボランチ、CB、SBとポリバレントにこなす、クレバーにして、広い視野を持つ選手。ポジショニングがよく、ミスの少ない正確なつなぎのパスも特長。
35  岡本 洵 MF
愛媛県松山市立三津浜中学校サッカー部
ピッチを縦横無尽に駆け回るダイナモ。高い技術とアイデア溢れる攻撃で、これまでで一番出場機会を得ているルーキー。
36  井波 靖奈 MF
石川県FCヘミニス金沢出身。
長身で強い身体を生かし、ボールキープと時折見せるダイナミックな突破で攻撃を活性化させるアタッカー。怪我も治り、これからが本領発揮の場。
29  早瀬 良平 MF
サンフレッチェ広島Jrユース出身
豊富な運動量と小気味良いショートパスで、相手DFを掻き回す攻撃的MF。裏への飛び出しを得意として、チームのリズムを変える存在。
34  越智 翔太 MF
愛媛県四国中央市土居中学校サッカー部
高いスプリント能力を生かしたスピーディな攻撃が魅力のアタッカー。パスも得意で、味方を生かせる能力も高い。
30  浅香 健太郎  MF
吹田JFC千里丘出身
この学年ナンバーワンの両足使いのスピードスター。サイドからその速さを生かした突破を見せる。守備力が向上すれば、大化けする可能性大。
28  甲元 聡史 FW
岡山県総社サッカークラブ出身
学年唯一のレフティ。柔らかいキック、強烈なシュートを自在に使い分けるストライカー。ポストプレイやボールタッチも巧みなので、攻撃の基点にもなれる。課題は運動量。
26  砂川 優太郎 FW
サンフレッチェ広島Jrユース出身
強烈な右足のキックを武器とするストライカー。スペースがあってもなくても突破をかけてくる強引さも特長。最近はパスも上達している。
25  川森 有真 FW
三重県FC四日市出身。
運動量豊富で、ピッチを所狭しと駆け回り、攻守両面でチームに貢献できるFW。ポストプレイよりも、前を向いてのプレイを得意とするシャドータイプ。



1年生

21  田村 昇大 GK
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
反応の鋭い、セービング上手のGK。積極的な飛び出しと、質の高いコーチングでチームも引き締める。足元の技術もなかなかうまい。
16  大森 圭悟 GK
岩出FCアズール出身。
大きな可能性を秘めた、190センチを越える巨漢GK。ゴールマウスでの立ち姿は威圧感たっぷり。正確な技術を身につければ、大化けするかも?
18  山崎 翼 DF
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
1対1の強さや高さ、正確なフィードに、コーチングと強気なラインアップを見せるリーダーシップと、DFが欲しいものを全て持っているだけに、怪我で1年ほとんど出られなかったのが惜しい。奮起に期待。
20  森保 翔平 DF
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
小柄だが、チーム1のマーキング技術を誇る。正確な右足のキックを持ち、後ろからの組み立ても得意とする。右サイドバックからボランチなど、守備的な位置で豊富なポジションをこなす。
15  宮本 徹 DF
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
プロ選手を兄に持つ左サイドのスペシャリスト。ガッツ溢れる激しい守備と、敵陣深く切り込み、クロスを上げる積極的な攻撃力も魅力の一つ。
12  浅田 裕史 MF
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
鋭いドリブルでチャンスを量産する右サイドのエキスパート。守備力が向上すれば、大ブレイクの予感も。積極的にシュートを打ち、得点力にも期待がかかる。
22  水頭  MF
長崎KICKS出身。
独特なステップを持つ、エレガントなドリブラー。フリーキックも得意。攻守の切り替えも徐々に良くなり、Aチーム入りも近づいている。
13  茶島 雄介 MF
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
ジュニアからの選手。飛び出してからの得点センスも光る、走れるファンタジスタ。頭の良さが光るツボをついた守備も得意。小柄だけに、フィジカルの向上が望まれるが、レギュラー獲りも近い。
23  元田 涼介  MF
サンフレッチェびんごJrユース出身。
技術の高いダイナモ。どんどん走り回ってパスコースを作り、チャンスを広げていく。DFもできるが、豊富な運動量はチームのエンジンとして中盤で見てみたい選手。
19  大崎 淳矢 FW
富山北FC出身。
爆発的なスピードを持つストライカー。1年目にして、レギュラーを獲得し、充分な実績を残した。ここ一番で活躍&得点できる度胸も持つ。オフザボールの動きを磨いて、トップ昇格を目指して欲しい。
27  中山 雄登 FW
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
チーム1の小柄でありながら、チーム1のテクニシャン。変化のあるドリブルやパスも繰り出す。運動量も豊富なので、マークしているディフェンスはかなり厄介なはず。
17  玉田 道歩
FW
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
大器晩成型の癒し系大型FW。大柄な割りに足元が柔らかく、高さを生かしたポストプレイで、前線の基点となる可能性を秘める。彼の成長が、チームの攻撃の広がりにつながる。


2年生

 原 裕太郎 GK
サンフレッチェくにびきジュニアユース出身。
サンフレGKには珍しく、美声のコーチングを持つ正守護神。度胸が据わっており、ここぞというところでビッグセーブを見せる。また、ロングキックの質は既にプロ級。細かな判断力がつけば、トップ昇格も見える。
14  佐伯 尚平 DF
愛媛県西条中学出身。
チーム1のフィジカルと強さを持つ、左サイドバック。得意の左足から放つキックは超強力。その体格を生かして、CBをすることも。スピードへの対応力を身につけて、トップ昇格を目指して欲しい。
 宮本 将 DF
サンフレッチェみろくの里ジュニアユース出身。
高さと正確なロングキック、カバーリングに長けた将来性を感じさせる大型CB。怪我で1年目のレギュラーを棒に振り、2年目もコンディション調整に苦労したが、今年は是非爆発し、昇格に望みをかけたい。もっと貪欲さを身につけて欲しい。
 池田 康平 DF
岡山県アヴァンサール出身。
今年のキャプテンで、おとなしい今年のチームの中で、唯一と言っていいぐらい「声」の出せるフィールドプレイヤー。ボランチも出来るが、今年はチーム事情でCBになりそう。リーダーシップを発揮して欲しい。
20  植木 誠也 DF
サンフレッチェびんごジュニアユース出身。
右SBとFWができる選手。右足のキックと、激しさや厳しさが持ち味だが、昨年まではやや遠慮気味だった。最近、やっとそれが出てきた。SBでも、FWらしく攻撃参加も得意。
 安武 亮 MF
長崎ドリーム出身。
吉田高校マラソン大会校内記録を持つ、チーム1の運動量を誇るMF。その能力を生かして、右サイドにも挑戦中。テクニックもあり、意外性のあるパスも出せるので、Aチーム定着を目指したい。
 沖田 勇樹 MF
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
FKとミドルシュートの得意な、運動量豊富なMF。気の利いたポジションどりが出来る、チームに欠かせない知性派。ここぞというところで見せる彼のミドルを、もっと今年は見てみたい。
 岡本 知剛 MF
サンフレッチェびんごジュニアユース出身。
代表、クラブチームとサテライト参加と多忙を極める一年になるだろうが、ユースの副キャプテンという役割もあるので、今年は彼に、トップチームの出場と、ユースチームの牽引の二つをお願いしたい。サンフレユースの至宝。
 松林 徹 FW
名古屋FC出身。
体格を生かしたポストプレイと、意外性のあるシュートを持つCF。攻撃の選手が揃っていた去年までは、なかなか試合に出ることも難しかったが、今年はレギュラーを目指して欲しい。
 板倉 大地 FW
サンフレッチェくにびきジュニアユース出身。
小柄だが、負けず嫌いで、ゴリゴリとしたドリブルと、スピードを生かした飛び出しが得意なストライカー。パッサーを信じて、積極的に飛び出し、ゴールを目指して欲しい。
10  宮原 大輔 FW
サンフレッチェ広島Jrユース出身。
線は細いが、小刻みなステップを持つエレガントなドリブルからシュートを放つストライカー。昨年も、ここぞというところで得点を決めた。大崎とともに、今年の得点力を担う大事な存在。
11  不老 祐介 FW
長崎ドリーム出身。
積極的な守備をし、運動量も豊富で、果敢にゴールエリアに入って来るFW。決定力さえ身につけば、上を目指す力があるので、今年はゴール量産をお願いしたい。




TOP