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ワクチン“接種方法など問題なし”
10月19日 4時12分

ワクチン“接種方法など問題なし”
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岐阜県美濃市の診療所で、10歳の男の子が日本脳炎の予防接種を受けたあとに死亡した問題で、美濃市が診療所に聞き取り調査したところ、ワクチンの接種のしかたなどに特に問題はなかったということです。
厚生労働省は、直ちに接種を中止する必要はないとしていますが、専門家による委員会を開き、因果関係などについて詳しく調べることにしています。

この問題は、17日、岐阜県美濃市の診療所で、母親と訪れた10歳の男の子が日本脳炎の予防接種の注射を打った直後に意識がなくなり、およそ2時間半後に死亡したものです。
美濃市と岐阜県は18日、診療所で院長からの聞き取り調査などを行いました。
調査では、接種前の問診や、ワクチンの保管状況、それに接種のしかたなどを確認しましたが、美濃市は、いずれについても「特に問題はなかった」と厚生労働省に報告したということです。
美濃市と岐阜県は、引き続き詳しい状況を調査することにしており、警察も、死因を解明するため、19日に司法解剖を行うことにしています。
また、厚生労働省は、直ちに接種を中止する必要はないとしていますが、ことし7月にも、別の子どもが接種を受けた1週間後に急性脳症で死亡していることから、2つのケースについて、今月31日に専門家による委員会を開き、因果関係やワクチンの安全性を詳しく調べることにしています。

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