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長浜環境相 福島・双葉町長と初会談10月18日 17時1分
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長浜環境大臣は18日、原発事故の影響で全域が警戒区域に指定されている福島県双葉町の井戸川町長と、就任後初めて会談し、町側から、ばらばらに避難する町民が1か所で生活できる環境を整備するよう要望が出されました。
双葉町は原発事故の影響で町全域が警戒区域に指定され、町民が全国各地に避難を余儀なくされていて、役場機能は埼玉県加須市に移転しています。
18日、加須市では長浜環境大臣が井戸川町長と就任後初めて会談し、長浜大臣は「ご苦労をおかけしていることを大変申し訳なく思っています。多くの皆さんのご期待に沿えるように頑張ってまいりたい」とあいさつしました。
これに対し井戸川町長は、速やかに町民が1か所で生活できるように環境整備を図ることや、町民の健康の保持など、11項目にわたる要望を伝えました。
環境省によりますと、18日の会談では、除染で出た大量の土などを一定期間保管する中間貯蔵施設の建設に関しては出なかったということです。
会談のあと、長浜大臣は「いただいた要望は持ち帰って、一つ一つ検討したい」と話していました。また、井戸川町長は「大臣について、第一印象としては好意的に感じた。中間貯蔵施設の問題は、より多くの町民の意見を聞かないと、私一人では判断できない」と話していました。
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