乳児重体 殺人未遂で母親逮捕

10月17日 22時21分

１７日午後、大阪市のマンションで、４０歳の母親が生後７か月の長男の首を絞めて殺害しようとしたとして逮捕されました。
警察によりますと、長男は意識不明の重体で、母親は「子育てがつらかった」と供述しているということです。

１７日午後４時半ごろ、大阪・北区のマンションの部屋で、この部屋に住む生後７か月の長男がぐったりしていると、家族から消防に通報がありました。
警察が調べたところ、長男は布団の上に倒れていて、首にはコードで絞められたような痕が見つかり、病院に運ばれましたが意識不明の重体だということです。
警察は、部屋にいた母親の真島知里容疑者（４０）が、長男の首を絞めたことを認めたため、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
調べに対し「子育てがつらかった」と供述しているということです。真島容疑者は、夫と長男の３人暮らしで、１７日は育児の悩みを心配した祖母が部屋を訪れていましたが、祖母が午後２時から２時間ほど外出して長男と２人になったときに首を絞めたと見られるということです。
警察でさらに経緯や動機を調べています。