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スカイネットアジア航空に厳重注意10月16日 16時53分
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宮崎市に本社を置きソラシドエアを運航するスカイネットアジア航空は、ことし9月、羽田発宮崎行きの便で、機長が航空法に定められている運航後の航空日誌へのサインを忘れたうえ、整備士がサインを代筆していたとして、国土交通省から厳重注意を受けました。
国土交通省によりますと、ことし9月、羽田発宮崎行きの便で、機長が運航後に飛行時間などを記録するための航空日誌へのサインを失念して、その後も運航を続け、乗務終了後にサインを忘れたことに気付いたということです。
機長の航空日誌へのサインは航空法で定められていますが、機長はサインの失念に気づいたあともみずから行わず、整備士が機長の名前でサインしたということです。国土交通省は16日午後、スカイネットアジア航空の上田幸彦副社長を呼び、厳重に注意するとともに、再発防止策をまとめて報告するよう指示しました。
スカイネットアジア航空では、3年前の平成21年5月にも機長などが航空日誌へのサインを失念し、国から厳重注意を受けましたが、その後も、この3年間で同様のミスが今回の件を含めて6回起きています。
スカイネットアジア航空の上田副社長は、「ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。早急に再発防止策を作り、二度と同じミスが起きないように取り組んでいきたい」と話しています。
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