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大地震備え 高層マンションで給油船接岸訓練10月14日 13時44分
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東京・港区の運河沿いの高層マンションで大地震によって停電が起きることに備え、非常用発電機に燃料を補給する船を、近くの桟橋に接岸させる訓練が行われました。
この訓練は、東京・港区港南にある42階建ての高層マンションの住民が初めて企画し、訓練には、およそ30人が参加しました。
このマンションには、地下2階に非常用発電機が設置されていますが、停電後5時間余りで、備蓄燃料を使い果たしてしまうため、大地震が発生し、道路が寸断された際の燃料の補給が課題になっています。
14日は近くを流れる運河を利用して燃料を補給する給油船をマンション脇の桟橋に接岸させる訓練が行われ、待機していた住民たちは、船が到着すると給油用のホースを協力して引き上げていました。
給油船は、マンションが協定を結んでいる横浜市の石油販売会社が所有するもので、住民たちは、燃料タンクまでホースを接合する場合にどのような機具が必要かなどについて確認していました。
訓練を企画した住民の代表、吉村誠さんは、「燃料の取り扱いに慣れていないので、こうした訓練を何度もやって備えることが大事だと思った」と話していました。
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