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米 従軍慰安婦の碑設置の動き10月18日 7時18分
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アメリカ東部のニュージャージー州にある韓国系住民が多く住む自治体は、太平洋戦争時のいわゆる従軍慰安婦は旧日本軍によって徴用されたものだとして、こうした文言を記した碑を設置することを決めました。
同様の動きは、首都ワシントンなどアメリカの複数の都市にも広がっています。
韓国系住民が多く住むニュージャージー州バーゲン郡は、太平洋戦争時の従軍慰安婦は旧日本軍によって徴用され、女性の権利を著しく侵害されたとして、こうした文言を記した碑を年内にも郡内に設置することを決めました。
郡の担当者によりますと、碑は町の中心部にある裁判所の前に設置される計画で、すでにあるナチス・ドイツによるユダヤ人の虐殺の犠牲者を悼む碑のそばになるということです。
これについて、ニューヨークの日本総領事館は、「コメントを差し控える」としています。
この問題を巡っては、ニュージャージー州のほかの自治体でもすでに同様の碑が設置されているほか、首都ワシントンや西部カリフォルニア州など複数の都市でも設置に向けた動きが出ています。
この背景には、アメリカ国内で韓国系住民がこの10年でおよそ30%増加し、地方議会などを通じて発言力を増してきていることがあるとみられます。
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