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石巻の「かき小屋」今シーズンの営業開始10月20日 14時17分
東日本大震災で養殖業が大きな被害を受けた宮城県石巻市で、焼きたての特産のかきを味わえる「かき小屋」が今シーズンの営業を始め、初日から大勢の人でにぎわっています。
養殖のかきが特産の宮城県石巻市の渡波地区では、ことし2月、地元の漁協と仙台市の会社が養殖業者の経営の安定につなげようと「かき小屋」をオープンさせました。
今月15日に今シーズンのかきの出荷が始まったのを受けて、20日から営業が再開され早速、大勢の観光客などでにぎわっています。
かきは、殻が付いたまま網の上に置き、炭火を使って自分たちで焼き上げます。
訪れた人たちは、あつあつのかきを笑顔でほおばっていました。
東京から観光で来た20代の会社員の男性は、「こういう雰囲気の中で食べるかきはとてもおいしいです。被災地でお金を使い復興に貢献したい」と話していました。
店長の寺岡征己さんは「お客さんの笑顔がすごくうれしい。石巻のかきは絶品なので、ぜひ多くの人に食べに来てもらいたい」と話していました。
この「かき小屋」、今シーズンは来年5月ごろまで営業する予定だということです。
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